空海『般若心経秘鍵』上表文を読み解く --
武内孝善 /著   -- 春秋社 -- 2023.1 -- 20cm -- 244p

資料詳細

タイトル 天皇と般若心経
副書名 空海『般若心経秘鍵』上表文を読み解く
著者名等 武内孝善 /著  
出版 春秋社 2023.1
大きさ等 20cm 244p
分類 183.2
件名 般若心経秘鍵 , 天皇 , 感染症-歴史
個人件名 空海
注記 文献あり
著者紹介 1949年、愛媛県生まれ。1977年、高野山大学大学院博士課程単位取得退学。2013年設立の「空海学会」初代会長に就任。現在、高野山大学名誉教授。空海研究所長。博士(密教学)。専門は、日本密教史、特に空海伝・初期真言宗教団成立史。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:プロローグ. 嵯峨天皇の宸筆『般若心経』と「上表文」. わが国における『般若心経』の受容と展開. 嵯峨天皇宸筆『般若心経』の天覧・頂戴. 空海の『般若心経』観. 『般若心経秘鍵』上表文が参考とした史料
内容紹介 嵯峨天皇宸筆の『般若心経』から、日本におけるその受容と展開を歴史資料から丹念に解き明かし、あわせてそこに共通する空海の『般若心経』観についても論じる1冊。疫病や大飢饉などの際に、御所に運ばれ天覧・頂戴されていた28例を紹介する。
要旨 疫病対策に礼拝されてきた嵯峨天皇宸筆の『般若心経』から、日本におけるその受容と展開を歴史資料から丹念に解き明かし、あわせてそこに共通する空海の『般若心経』観についても論じる意欲作。
目次 第1章 嵯峨天皇の宸筆『般若心経』と「上表文」(「上表文」を偽作とみなす六つの根拠;「上表文」の形式・文辞上の七非);第2章 わが国における『般若心経』の受容と展開(「優婆塞貢進解」にみられる『般若心経』;「六国史」にみられる『般若心経』);第3章 嵯峨天皇宸筆『般若心経』の天覧・頂戴(嵯峨天皇宸筆『般若心経』の天覧・頂戴の記録(一)―中世の事例;嵯峨天皇宸筆『般若心経』の天覧・頂戴の記録(二)―江戸後期の事例);第4章 空海の『般若心経』観(『般若心経秘鍵』にみる空海の『般若心経』観;空海の文章にみられる『般若心経』 ほか);第5章 『般若心経秘鍵』上表文が参考とした史料(弘仁九年四月の飢饉・日照りの記録;最澄への墨勅と比叡山寺における修法 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-393-17295-7   4-393-17295-7
書誌番号 1122025075
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122025075

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