最新「光遺伝学」と人間の脳の物語 --
カール・ダイセロス /著, 大田直子 /訳   -- 光文社 -- 2023.1 -- 20cm -- 342p

資料詳細

タイトル 「こころ」はどうやって壊れるのか
副書名 最新「光遺伝学」と人間の脳の物語
著者名等 カール・ダイセロス /著, 大田直子 /訳  
出版 光文社 2023.1
大きさ等 20cm 342p
分類 493.72
件名 クライエント中心療法 , 患者心理 , 遺伝子工学 , 光学
注記 原タイトル:PROJECTIONS
著者紹介 【カール・ダイセロス】スタンフォード大学の生物工学、精神医学、行動科学の教授。気分障害や自閉スペクトラム症患者の治療のかたわら、学生の指導に当たっている。光遺伝学の第一人者として知られ、2022年にホロウィッツ賞など、数々の受賞歴がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 数々の興味深い症例を通して、人間の根源と進化の真実に迫るノンフィクション。脳神経科学の知識と技術にくわえ、患者の苦悩への深い共感、そしてその内面世界を想像する努力により、人間の「こころ」と感情の起源を明らかにしていく。
要旨 人間だけが進化で獲得するに至った「泣く」という行為を、自動車事故で妻を失った男性ができなくなったのはなぜか?拒食症の症状を呈する女性患者の脳は、最も原始的・本能的な欲求にどのように抗っているのか。鬱病と認知症によってだんだんと話さなくなった老人の内面で、「喜び」を感じる能力はどう変化しているのか?光で脳の活性を観測・制御する「光遺伝学」の第一人者として知られるダイセロス博士は、有名な精神科医でもある。最先端の脳神経科学の知識と技術にくわえ、患者の苦悩への深い共感、そしてその内面世界を想像する努力によって、人間の「こころ」と感情の起源がだんだんと明らかになってくる。「壊れたこころ」こそ、「壊れていないこころ」を照らし出すことができるのだ。数々の興味深い症例を通して、人間の根源と進化の真実に迫るノンフィクション話題作。
目次 序章;第1章 涙の貯蔵所―脳幹がん、大鬱病;第2章 初発―躁病、双極性障害;第3章 情報保持能力―自殺願望、自閉スペクトラム症;第4章 傷ついた皮膚―境界性人格障害;第5章 ファラデーケージ―統合失調症;第6章 自己充足―不安障害、摂食障害;第7章 モロー―認知症;終章
ISBN(13)、ISBN 978-4-334-96261-6   4-334-96261-0
書誌番号 1122027145
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122027145

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 493.72 一般書 予約準備中 - 2074161513 iLisvirtual
公開 493.7 一般書 貸出中 - 2074369025 iLisvirtual