時間特性を診る14章 -- 開拓社叢書 --
出水孝典 /著   -- 開拓社 -- 2023.2 -- 21cm -- 269p

資料詳細

タイトル 語彙アスペクトと事象構造 上
各巻タイトル 時間特性を診る14章
シリーズ名 開拓社叢書
著者名等 出水孝典 /著  
出版 開拓社 2023.2
大きさ等 21cm 269p
分類 801.5
件名 アスペクト , 動詞 , 時制
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1973年大阪府生まれ。立命館大学で英語学・言語学を学ぶ。立命館大学博士課程(文学研究科、英米文学)を2000年に単位取得満期退学。2014年文学博士(立命館大学)。神戸学院大学人文学部人文学科准教授等を経て、2017年より神戸学院大学人文学部人文学科教授。専門は語彙意味論。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 動詞の表す事象はそれぞれ、一瞬で終わる、ずっと続く、決まった終了点が定まっているといった時間的特徴を有しています。このような特徴に基づく動詞の4分類を最初に提唱したVendler、それをさらに「持続性」「完結性」といった特性の有無に基づいて精緻化したSmith、事象の進行を表すアスペクト線を用いた再分析を示したCroftについて、日本語や英語の実例を挙げ分かりやすく説明しています。
目次 Vendlerの動詞分類(1)―「活動」(activity)と「達成」(accomplishment);Vendlerの動詞分類(2)―「到達」(achievement)と「状態」(state);Vendlerの動詞分類(3)―判別テストの復習と整理;Smithのアスペクト理論(1)―完了視点と未完了視点;Smithのアスペクト理論(2)―「活動」と「達成」の時間図式;Smithのアスペクト理論(3)―「到達」の時間図式;Smithのアスペクト理論(4)―「状態」の時間図式とその特異性;Smithのアスペクト理論(5)―「単一相」の時間図式;Smithのアスペクト理論(6)―状況タイプと時間特性のまとめ;Smithのアスペクト理論(7)―状況タイプの時間図式と判別テスト〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-7589-1831-2   4-7589-1831-7
書誌番号 1122027317

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