やりがい搾取以降の「批判」を考える --
永田大輔 /編著, 松永伸太朗 /編著, 中村香住 /編著   -- ナカニシヤ出版 -- 2023.1 -- 21cm -- 283p

資料詳細

タイトル 消費と労働の文化社会学
副書名 やりがい搾取以降の「批判」を考える
著者名等 永田大輔 /編著, 松永伸太朗 /編著, 中村香住 /編著  
出版 ナカニシヤ出版 2023.1
大きさ等 21cm 283p
分類 331.87
件名 消費 , 労働 , 文化社会学
注記 欧文タイトル:Cultural Sociology of Work and Consumption
注記 索引あり
著者紹介 【永田大輔】明星大学等非常勤講師。主要著作:「ビデオをめぐるメディア経験の多層性――「コレクション」とオタクのカテゴリー運用をめぐって」(『ソシオロゴス』42:84-100、2018年)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:消費と労働の文化社会学 永田大輔著. 消費社会における認識問題 石川洋行著. 労働問題の源泉としての「新自由主義」? 林凌著. なぜ「二次創作」は「消費」と呼ばれたのか 永田大輔著. サラリーマン雑誌の系譜学 谷原吏著. 「仕事で自己実現」を語ることはいかに可能になるのか 井島大介著. 「やりたいこと」と〈仕事〉の分離・近接・管理 髙橋かおり著. 夢を追うために正社員になる 野村駿著. 芸能という労働 上岡磨奈著. メイドカフェにおける店員と客の親密性のマネジメント 中村香住著. 学校における「心のケア」のマネジメント 鈴木優子著. 親密性を基盤にしたネットワーク型の職業実践 松村淳著. 「労働」カテゴリーに抗う音楽家たちによる連帯への模索 中根多惠著. 労働者評価がもたらす個人間競争 松永伸太朗著. フランクフルト学派にとっての「文化と労働」とは何か 馬渡玲欧著. 『消費と労働の文化社会学』の達成と広がり 松永伸太朗著
要旨 労働の変化を問い直しながら、さまざまな現代の消費文化と関わる労働を描きだし、外在的な批判を超える多様な「批判」のあり方を考える。
目次 序章 消費と労働の文化社会学―「やりがい搾取」以降の労働を捉える新たな視座;第1部 消費社会と労働者社会(消費社会における認識問題―社会変動と“日本共同体”のゆくえ;労働問題の源泉としての「新自由主義」?―労働者/消費者としての私たちをめぐって;なぜ「二次創作」は「消費」と呼ばれたのか―大塚英志の消費社会論を中心に;サラリーマン雑誌の系譜学―戦後日本の「中間文化」;「仕事で自己実現」を語ることはいかに可能になるのか―日経連「能力主義管理」を事例に);第2部 現代社会における生活とマネジメント(「やりたいこと」と“仕事”の分離・近接・管理―美術作家と音楽家の実践を事例として;夢を追うために正社員になる―文化・芸術活動者の労働を問う;芸能という労働―「アイドル・ワールド」において共有される情熱の価値;メイドカフェにおける店員と客の親密性のマネジメント―「親密性の労働」としての「関係ワーク」の実践;学校における「心のケア」のマネジメント―心の教室相談員による実践の「外部性」と「限定性」に着目して);第3部 個人化した労働と「批判」(親密性を基盤にしたネットワーク型の職業実践―建築系フリーランサーを事例に;「労働」カテゴリーに抗う音楽家たちによる連帯への模索―芸術性と労働性の間にある「労働的なもの」のジレンマをめぐって;労働者評価がもたらす個人間競争―熊沢誠の「強制された自発性」論とその含意;フランクフルト学派にとっての「文化と労働」とは何か;「消費と労働の文化社会学」の達成と広がり)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7795-1690-0   4-7795-1690-0
書誌番号 1122029388
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122029388

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 331.8 一般書 貸出中 - 2074320638 iLisvirtual