ブラックボックスを暴く -- 光文社新書 --
高橋祐貴 /著   -- 光文社 -- 2023.2 -- 18cm -- 243p

資料詳細

タイトル 追跡税金のゆくえ
副書名 ブラックボックスを暴く
シリーズ名 光文社新書
著者名等 高橋祐貴 /著  
出版 光文社 2023.2
大きさ等 18cm 243p
分類 345.21
件名 租税-日本
著者紹介 神戸市出身。慶應義塾大学文学部卒業。2014年、毎日新聞社入社。和歌山支局、岡山支局を経て’19年から東京本社経済部。これまでにメディア・アンビシャス大賞の活字部門入選(’20年)、疋田桂一郎賞(’22年度)を受賞。著書に『幽霊消防団員』(光文社新書)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 一般社団法人による“中抜き”、内訳の詳細が分からない五輪予算、孫の小遣いとなる中山間地域への補助金…。私たちの税金は何に使われているのか。約3年にわたって粘り強く取材を続けてきた若手新聞記者が、税金の無駄遣いの実態を克明に記す。
要旨 67兆円。この金額は過去最高額を更新した2021年度の税収だ。近年、税収は右肩上がりで、それに合わせて私たちの租税負担率も上がっている。では、集められた税金は無駄なく活用されているのか。そんな素朴な疑問から取材を始めてみると、そこには愕然とする現実が横たわっていた。一般社団法人を介した“中抜き”を黙認する政府。政府も内訳の詳細が分からない五輪予算。コロナ禍におけるゼロゼロ融資の不正利用。孫の小遣いとなる中山間地域への補助金。使われぬまま放置される巨額の基金―。増税という選択肢を取る前に、こうした状況を改善する必要があるのではないか。約3年にわたって粘り強く取材を続けてきた若手新聞記者が、税金の無駄遣いの実態を克明に記す。
目次 第1章 官僚も黙認する中抜き―一般社団法人という隠れみの(一般社団法人に集まる公金;巧妙な合法的“中抜き”の実態);第2章 ブラックボックスの五輪予算―うま味だらけの人件費単価(内部文書が示唆するオリンピック予算の闇;契約書に付随する驚愕の人件費単価);第3章 バラまかれたコロナ支援金の行方―ゼロゼロ融資、病院支援の副作用(ゼロゼロ融資のモラルハザード;コロナ禍を機に国公立病院が黒字化する理由);第4章 地域のしきたりが搾取する公金―遊興費へと消える消防団員の報酬と農業補助金(団員の報酬は団のモノ?;孫の小遣いとなる中山間地域の補助金);第5章 名ばかりのワイズスペンディング―膨らむ防衛費と積み上がる基金(杜撰なコスト管理のまま防衛費は2倍に;高く積み上がる野ざらしの基金)
ISBN(13)、ISBN 978-4-334-04649-1   4-334-04649-5
書誌番号 1122032329
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122032329

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