「家」の解体と祭祀の永続性をめぐる社会学 --
辻井敦大 /著   -- 晃洋書房 -- 2023.2 -- 22cm -- 260,22p

資料詳細

タイトル 墓の建立と継承
副書名 「家」の解体と祭祀の永続性をめぐる社会学
著者名等 辻井敦大 /著  
出版 晃洋書房 2023.2
大きさ等 22cm 260,22p
分類 385.6
件名 墳墓-日本-歴史-明治以後 , 祖先崇拝-歴史
注記 索引あり
著者紹介 1993年神奈川県生まれ。2015年東京農工大学農学部地域生態システム学科卒業。17年東京農工大学大学院農学府共生持続社会学専攻修了。21年東京都立大学大学院人文科学研究科社会行動学専攻社会学分野修了。博士(社会学)。現在、立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。専門は社会学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:なぜ墓の継承の断絶は憂慮されているのか?. 「家」なき現代社会と先祖祭祀. 近現代日本における墓地行政の展開. 都市計画としての墓地開発の構想と現実. 戦後日本における墓の「商品化」と墓の建立の大衆化. 失われた二〇年と継承を前提としない葬送・墓制の「商品化」. 永代供養墓の建立をめぐる〈祭祀の永続性〉とその歴史的連続性. セーフティネットとしての骨仏と安心感. 戦後日本における先祖祭祀の変容と〈祭祀の永続性〉の帰結
内容紹介 「家」なき時代において、墓を建て、継承することの背景には、何があるのか?社会的アクターとしての地方自治体・石材店・仏教寺院に注目し、それらが参与することによって、墓を建て、継承する営みの意味が変容する過程を、社会学の観点から明らかにする。
要旨 なぜ、「お墓」を建てるのか?「家」なき時代において、墓を建て、それを継承することの背景には、何があるのだろうか?社会的アクターとしての地方自治体・石材店・仏教寺院に注目し、それらが参与することによって、墓を建て、継承するという営みの意味が変容する過程を、社会学の観点から明らかにする。
目次 序章 なぜ墓の継承の断絶は憂慮されているのか?;第1章 「家」なき現代社会と先祖祭祀;第2章 近現代日本における墓地行政の展開;第3章 都市計画としての墓地開発の構想と現実;第4章 戦後日本における墓の「商品化」と墓の建立の大衆化;第5章 失われた二〇年と継承を前提としない葬送・墓制の「商品化」;第6章 永代供養墓の建立をめぐる“祭祀の永続性”とその歴史的連続性;第7章 セーフティネットとしての骨仏と安心感;第8章 戦後日本における先祖祭祀の変容と“祭祀の永続性”の帰結
ISBN(13)、ISBN 978-4-7710-3690-1   4-7710-3690-X
書誌番号 1122033981
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122033981

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