戦後日本のリプロダクション政策 -- 新版 --
ティアナ・ノーグレン /著, 岩本美砂子 /監訳, 塚原久美 /訳, 日比野由利 /訳, 猪瀬優理 /訳   -- 岩波書店 -- 2023.2 -- 21cm -- 324,4p

資料詳細

タイトル 中絶と避妊の政治学
副書名 戦後日本のリプロダクション政策
版情報 新版
著者名等 ティアナ・ノーグレン /著, 岩本美砂子 /監訳, 塚原久美 /訳, 日比野由利 /訳, 猪瀬優理 /訳  
出版 岩波書店 2023.2
大きさ等 21cm 324,4p
分類 498.25
件名 妊娠中絶-歴史 , 産児調節-日本-歴史-1945~ , 女性問題-日本-歴史-1945~
注記 原タイトル:ABORTION BEFORE BIRTH CONTROL
注記 初版:青木書店 2008年刊
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【ティアナ・ノーグレン】コロンビア大学政治学博士.オープン・ソサエティ研究所リプロダクティブ・ヘルス&ライツ・プログラムのシニア・プログラム・アソシエイト.現在,野生生物保護協会(Wildlife Conservation Foundation)の副会長を務める.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 中絶合法化1948年、ピル解禁1999年。なぜ日本では避妊よりも「まず中絶」だったのか。世界的にも特異な政策が生み出された政治的な構造とは。現在に続く生殖についての制度を設計する政治過程を描きだす。経口中絶薬をめぐる現在の状況を加えた新版。
要旨 中絶合法化=1948年、ピル解禁=1999年。なぜ日本では避妊よりも「まず中絶」だったのか?急激な人口増に直面した戦後日本において、中絶手術を担う産婦人科医ら医師団体と政治家の利害の一致から誕生した「進歩的な中絶政策」はまた、現在に続く「保守的な避妊政策」をもたらした。宗教団体や女性運動との攻防、出生率低下への懸念など、利益集団と行政・政治の駆け引きから、世界的にも特異なリプロダクション政策が生み出された政治過程を描き出す。経口中絶薬をめぐる現在の状況を加えた新版。
目次 第1章 序論;第2章 利益をめぐる政治;第3章 お国のために―戦前の中絶・避妊政策;第4章 日本における人工妊娠中絶の合法化―国の利益と専門家の利益の合致;第5章 中絶の政治―優生保護法を改定する運動(一九五二~二〇〇〇年);第6章 産児制限よりも中絶―日本の避妊政策(一九四五~六〇年);第7章 ピルの政治学(一九九五~二〇〇〇年);第8章 結論
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061583-9   4-00-061583-1
書誌番号 1122035065
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122035065

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 498.2 一般書 利用可 - 2074238842 iLisvirtual
公開 Map 498.2 一般書 利用可 - 2074579054 iLisvirtual