権力と暴力をわかつもの -- 岩波新書 新赤版 --
嘉戸一将 /著   -- 岩波書店 -- 2023.2 -- 18cm -- 213,4p

資料詳細

タイトル 法の近代
副書名 権力と暴力をわかつもの
シリーズ名 岩波新書 新赤版
著者名等 嘉戸一将 /著  
出版 岩波書店 2023.2
大きさ等 18cm 213,4p
分類 323.01
件名 主権 , 法哲学-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1970年大阪府生まれ。東京大学法学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程中退。現在、龍谷大学文学部教授。専攻、法思想史。著書に『西田幾多郎と国家への問い』(以文社、2007年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 恣意的な暴力と、制度的な権力をわかつものはいったい何か?法と国家の正統性をめぐって繰り返されてきた議論の歴史と、その舞台裏たる秩序創造の隘路。私たちが人間的な生を享受するために論じるべきことは、そこにある。
要旨 この困難な時代に問いかけよう。恣意的な暴力と、制度的な権力をわかつものはいったい何か?ローマ法の“再発見”から近代日本にいたる、法と国家の正統性をめぐって繰り返されてきた議論の歴史と、その舞台裏たる秩序創造の隘路。それでもなお、私たちが人間的な生を享受するために論じるべきことは、そこにあるのだ。
目次 序章 法と近代―問われるべきことは何か?(権力と暴力を分かつもの;脱‐国家化の時代の法と政治;決断主義;日本の場合;信仰の断念から政治的解放・自由へ;繰り返される歴史に何を見るべきか?);第1章 何が法をなすのか?―正統性と歴史(立法する権力;“職務”のゆくえ―支配者をめぐって;自由とユートピア);第2章 「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」―近代法と日本(何(誰)が自由と理性を保障するのか?;歴史の二重化;法と言葉);第3章 茶番としての危機―法と主権、そして議会制(議会制の危機?;多なる個、一なる国家―有機体から主権へ;近代日本と危機);終章 “無”の主権論へ―イデオロギーの消尽の後に(「主権者教育」という倒錯―憲法改正論議の傍らで;憲法改正か、革命か?;法が法であるために)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-431960-3   4-00-431960-9
書誌番号 1122035066
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122035066

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保土ケ谷 公開 Map 323 一般書 利用可 - 2074149025 iLisvirtual