エクス・リブリス --
ルッツ・ザイラー /著, 金志成 /訳   -- 白水社 -- 2023.3 -- 20cm -- 503p

資料詳細

タイトル クルーゾー
シリーズ名 エクス・リブリス
著者名等 ルッツ・ザイラー /著, 金志成 /訳  
出版 白水社 2023.3
大きさ等 20cm 503p
分類 943.7
注記 原タイトル:KRUSO
著者紹介 【ルッツ・ザイラー】1963年、旧東ドイツのゲーラ生まれ。大工・左官の職業教育を経て、ハレのマルティン・ルター大学にて歴史学とドイツ文学を学ぶ。詩人としての地位を確立したのち、短編小説「トゥルクシブ」で2007年にインゲボルク・バッハマン賞を受賞し、2014年に『クルーゾー』で長編デビュー。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 大学で文学を学ぶエドは、恋人を亡くした絶望から、人生からの逃亡を決意する。バルト海に浮かぶ小さな島ヒッデンゼーに到着したエドは皿洗いの職に就くことに。そこで出会ったのは実質の島の支配者クルーゾーで…。
要旨 1989年夏の東ドイツ。大学で文学を学ぶエドは、恋人を事故で亡くして絶望し、人生からの逃亡を決意する。向かったのはバルト海に浮かぶ小さな島、ヒッデンゼー。対岸にデンマークを望むこの島は、自由を求める人々の憧れの地だ。島に到着したエドは、さしあたり一夏を過ごそうと「隠者亭」の皿洗いの職に就く。実質、島はクルーゾーというカリスマ的な男によって統治されていた。強烈なパワーで周囲を動かすクルーゾーに、エドは畏怖と憧れを抱く。やがて、クルーゾーは詩への情熱からエドを特別な存在として認め、二人は心を通わせ、深い絆で結ばれていく。だが、夏が終わり、秘かに国境を越えようと住人が一人また一人と去っていくと、平穏な日々に亀裂が…。最後に一人、島に残った男が知る世界の大転換と、友との約束とは?夢と現実の境界を溶かす語りで国家の終焉を神話に昇華させた、ドイツ書籍賞受賞作。
ISBN(13)、ISBN 978-4-560-09081-7   4-560-09081-5
書誌番号 1122035141

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