藤本温 /編, 上原直人 /編   -- 知泉書館 -- 2023.2 -- 19cm -- 208p

資料詳細

タイトル 工科系学生のための〈リベラルアーツ〉
著者名等 藤本温 /編, 上原直人 /編  
出版 知泉書館 2023.2
大きさ等 19cm 208p
分類 002
件名 学術
注記 索引あり
著者紹介 【藤本温】1964年生。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)、名古屋工業大学教授。専門は西洋中世哲学、技術者倫理。〔主要業績〕『西洋中世の正義論―哲学史的意味と現代的意義』晃洋書房、2020(共編著)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 今日、STEAM教育に代表されるように、理系・文系の縦割り教育からの転換が進められています。本書は、技術者を目指す皆さんに、工学や技術の意味や可能性を客観的に見る方法を提供する“リベラルアーツ”のテキストです。第1部は“リベラルアーツ”の歴史編です。古代ギリシアの自由学芸(三学四科:文法・修辞学・論理学/算数・幾何・音楽・天文)に始まり、ヨーロッパの知性を支え、わが国では「教養」として展開した“リベラルアーツ”の歴史を学びます。第2部は“リベラルアーツ”の現代編です。心理学、歴史学、人類学、教育学、経済学それぞれの知見に基づく視点や方法論を紹介して、各分野から見た“リベラルアーツ”の意味とともに、工学や技術との対話について考えます。科学技術の凄まじい進展と競争のただ中で、人間形成の要としてのリベラルアーツ教育の重要性を考察する本書は、学生のみならず幅広い読者にとって画期的なテキストです。
目次 第1部 歴史のなかの“リベラルアーツ”(教養理念の原点を問う―古代ギリシアのパイデイアは何を目指したのか?;西洋中世のリベラルアーツ―自由学芸について;啓蒙時代の教養と科学・技術―科学史の視点から;日本における教養史―大正教養主義を中心に);第2部 今を生きる“リベラルアーツ”(歴史学における批判的思考―ビゴーの「魚釣り遊び」を用いて;自然人類学という視点―なぜ人種差別は起こるのか?;心の理―その視点と広がり;社会を「良く」するヒントを探る―経済学の視点から;「競争のための学び」と「共生のための学び」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86285-379-0   4-86285-379-X
書誌番号 1122035975
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122035975

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