フランス啓蒙における政治と歴史 --
王寺賢太 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2023.2 -- 22cm -- 491,30p

資料詳細

タイトル 消え去る立法者
副書名 フランス啓蒙における政治と歴史
著者名等 王寺賢太 /著  
出版 名古屋大学出版会 2023.2
大きさ等 22cm 491,30p
分類 135.3
個人件名 モンテスキュー,シャルル・ルイ・ド・スゴンダ
注記 欧文タイトル:Le Legislateur evanescent
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1970年、ドイツ連邦共和国デュッセルドルフに生まれ、北九州市八幡に育つ。2000年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。2012年、パリ西大学にて博士号(フランス文学)取得。京都大学人文科学研究所准教授を経て、現在、東京大学大学院人文社会系研究科准教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 かつてこんなふうに読まれたことがあっただろうか。モンテスキューとルソー、そしてディドロへ。彼らが格闘し、解き明かし、残した問題とは何か。新たな共同体の創設という課題に直面し、法の根拠を問い直す重層的なテクストを読み抜き、「啓蒙」をクリシェから解き放った、気鋭の労作。
目次 フランス啓蒙における立法者論の問題設定―政治と歴史のあいだ;第1篇 モンテスキュー―『法の精神』(統治という回路―『法の精神』における法律・政体・歴史;一種の革命家―フランス中世法制史とモンテスキューの立法者論);第2篇 ルソー―『人間不平等起源論』から『社会契約論』へ(自然状態からの飛躍と反転―『人間不平等起源論』における歴史批判;主権論への転回、法の存立条件への遡行―『政治経済論』から『ジュネーヴ草稿』へ;社会契約への遡行、社会契約からの反復―『社会契約論』における立法者論の転倒とその帰結);消え去る理想郷―モンテスキューとルソーからディドロへ
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-1120-4   4-8158-1120-2
書誌番号 1122036989

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