検索条件

  • 著者
    劇団雌猫
ハイライト

フェミニストカウンセリングが拓いた道 --
河野貴代美 /著   -- 幻冬舎 -- 2023.3 -- 19cm -- 323p

資料詳細

タイトル 1980年、女たちは「自分」を語りはじめた
副書名 フェミニストカウンセリングが拓いた道
著者名等 河野貴代美 /著  
出版 幻冬舎 2023.3
大きさ等 19cm 323p
分類 146.8
件名 カウンセリング , 女性心理
著者紹介 1939年生まれ。シモンズ大学社会事業大学院修了(MS)、元お茶の水女子大学教授。専門はフェミニストカウンセリング、臨床心理学、フェミニズム理論、社会福祉。日本にフェミニストカウンセリングの理論と実践を初めて紹介し、各地におけるカウンセリング・ルームの開設を援助。著書に『やわらかいフェミニズム』(三一書房、2022)ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 女性たちが語り、聞いてもらえるカウンセリング・ルームの創始者によるエンパワーメントの歴史を綴った1冊。フェミニストカウンセリングとは何かを論じ、その実践を紹介するとともに、さまざまな困難や障害に突き当たった軌跡と現在の問題点を確認していく。
要旨 母、妻としての役割しか求められない女性たちの心理的虚しさは、贅沢な悩みとして取りあってもらえず、夫からの暴力は夫婦間の問題として軽く扱われていた。セクハラという言葉はなく、痴漢は女性に隙があったと責任を転嫁された。1980年とはそんな時代だ。フェミニストカウンセリングは、「苦しいのは、あなたが悪いのではない」と女性たちに「語り」を促し、社会の変化を後押ししてきた。女性たちが語り、聞いてもらえるカウンセリング・ルームをはじめて作った創始者によるエンパワーメントの歴史。
目次 序章 発見された「女たちのうめき」―フェミニストセラピィ前史;第1章 女性解放の視点での心理療法―フェミニストセラピィの発祥;第2章 自分の言葉を見つけていく―米国におけるフェミニストセラピィの発展と変化;第3章 語り、聞いてもらうことへの日本女性の飢え―日本へのフェミニストカウンセリングの導入;第4章 役割を離れた「自分」を模索する―日本で始まったフェミニストカウンセリングの歴史;第5章 「可能性」を広げる―フェミニストカウンセリングの発展;第6章 暴力、ハラスメントに立ち向かう―フェミニストカウンセリングのメインになる仕事内容;第7章 心理的困窮を「病気」と考えない―日本におけるフェミニストカウンセリングの特徴;第8章 森瑶子の母娘問題他―フェミニストカウンセリングの事例;終章 女たちは自分の人生を生き、語れるようになったか?―今後の課題;対談 河野貴代美×上野千鶴子「フェミニストカウンセリングは何をしたか?何をできなかったか?」
ISBN(13)、ISBN 978-4-344-04083-0   4-344-04083-X
書誌番号 1122037846

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 146.8 一般書 貸出中 - 2074398190 iLisvirtual
公開 Map 146.8 一般書 利用可 - 2074398408 iLisvirtual