言語の歴史的研究の意義と評価 --
福島直恭 /著   -- 花鳥社 -- 2023.2 -- 21cm -- 179p

資料詳細

タイトル 後期江戸語の行為要求表現
副書名 言語の歴史的研究の意義と評価
著者名等 福島直恭 /著  
出版 花鳥社 2023.2
大きさ等 21cm 179p
分類 818.36
件名 日本語-方言-東京都-歴史 , 日本語-構文論
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 学習院女子大学国際文化交流学部教授。博士(言語学)。著書に『書記言語としての「日本語」の誕生―その存在を問い直す』(笠間書院、2008)、『幻想の敬語論―進歩史観的敬語史に関する批判的研究』(笠間書院、2013)、『訓読と漢語の歴史』(花鳥社、2019)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 江戸語の行為要求表現の変遷などの事象を取り上げ、それらの変化の要因や変化の結果に関する解釈などを提示した1冊。日本語の歴史的研究分野での「視座の存在の意識」や「視座の転換」の必要性や有効性を議論する。
要旨 行為を要求する「~なされ」はなぜ、どのように「~なさい」へ変化したのか。丁寧表現「~ござります」が「~ございます」を生み出す過程。命令表現「~ねえ」の成立と衰退。―変化事象の共通原理を説く。言語史記述にあたり、近代日本の支配階級や東京という視座によった従来の研究から転換し、「中央以外の視座」をもつことの有効性を実証!
目次 序章 本書の目指すところ;第1章 後期江戸語における行為要求表現の諸相;第2章 行為要求表現「~なさい」の成立;第3章 後期江戸語における「ござります」と「ございます」;第4章 後期江戸語の非標準的命令表現「ねえ」について;第5章 言語の歴史的研究の意義と評価;終章 これからの日本語史研究
ISBN(13)、ISBN 978-4-909832-74-0   4-909832-74-2
書誌番号 1122037860

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