冷戦の戦略構想 -- 中公選書 --
鈴木健人 /著   -- 中央公論新社 -- 2023.3 -- 20cm -- 372p

資料詳細

タイトル 封じ込めの地政学
副書名 冷戦の戦略構想
シリーズ名 中公選書
著者名等 鈴木健人 /著  
出版 中央公論新社 2023.3
大きさ等 20cm 372p
分類 319.53
件名 アメリカ合衆国-外国関係-歴史-1945~
注記 文献あり
著者紹介 明治大学情報コミュニケーション学部教授。1958年生まれ。学習院大学大学院政治学研究科博士後期課程満期退学。広島市立大学国際学部准教授などを経て現職。2016年~18年、SOAS客員研究員。博士(政治学)。戦略研究学会理事。著書・訳書に『米中争覇とアジア太平洋:関与と封じ込めの二元論を超えて』(共編著、有信堂高文社、2021年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 大国が秩序形成に向けて模索する過程を、ケナンの封じ込め構想を軸に考察する1冊。マッキンダーとスパイクマンという、英米系の地政学者の理論を活用しながら、ケナンの構想とアメリカの世界戦略の展開を把握する。
要旨 第二次大戦後、アメリカはそれまでの孤立主義から舵を切り、西側諸国による対ソ戦略を打ち出した。マーシャル・プランの実施、NATO結成など、前例のないアメリカの外交政策を方向付けたのが「封じ込め」という戦略構想である。ドイツの東西分割、朝鮮戦争への米軍介入、日本の経済復興などもその戦略のなかで判断され、東西対立の中に位置づけられた。公開が進む当時の史料を広く用い、アメリカの冷戦戦略の始まりを緻密にたどる。
目次 第1章 「謎の国ロシア」―どのような国なのか;第2章 ケナンの「封じ込め」構想;第3章 封じ込めの軍事同盟;第4章 封じ込めとドイツ分割―「二つの世界」か「三つの世界」か;第5章 地政学的周辺部における封じ込めの模索;第6章 封じ込めの目的―どのようなロシアを望むのか;第7章 水爆開発の決定―国家戦略における核兵器;第8章 封じ込めと限定戦争;第9章 戦争か平和か―封じ込めの軍事化;終章 冷戦の終焉と封じ込め戦略
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-110137-2   4-12-110137-5
書誌番号 1122037882

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