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物語文学の端境期 --
横溝博 /著   -- 勉誠社(制作) -- 2023.2 -- 22cm -- 556,21p

資料詳細

タイトル 王朝物語論考
副書名 物語文学の端境期
著者名等 横溝博 /著  
出版 勉誠社(制作) 2023.2
大きさ等 22cm 556,21p
分類 913.3
件名 物語文学
注記 索引あり
著者紹介 1971年、東京都生まれ。現在、東北大学大学院文学研究科教授。専門は中古・中世物語文学。2003年3月、早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。信州大学助手、早稲田大学助手、日本学術振興会特別研究員(PD)、秀明大学専任講師を経て現職。著書に『九曜文庫蔵奈良絵本・絵巻集成竹取物語絵巻』(共編著、勉誠出版、2007年7月)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:『浜松中納言物語』吉野姫の〈内〉と〈外〉. 『夜の寝覚』生霊事件の一面. 『夜の寝覚』の引歌表現「思ふもものの心地」をめぐって. 『落窪物語』と『夜の寝覚』の〈事件〉. 『海人の苅藻』按察家の人々. 院政期物語としての『海人の苅藻』. 『在明の別』冒頭場面・再説. 後期物語から見る物語史. 『木幡の時雨』実子イジメの基底. 『木幡の時雨』の構想について. 『住吉物語』における『源氏物語』摂取について. 『山路の露』の成立. 『山路の露』のアレゴリー. 『山路の露』の浮舟と和歌. 「物語合」虚構論. 六条斎院〓子内親王家「物語合」の復原. 『栄花物語』と平安朝物語の関係. 『栄花物語』と中世王朝物語の関係. 『虫めづる姫君』を読む. 『虫めづる姫君』の教え. 室生犀星の王朝小説〈虫姫物語〉
内容紹介 旧い趣向を滋養として吸収しつつ、新しさを打ち出していく不断の営み…。王朝物語の世界の豊饒さは、物語文学生成の最先端の場を伝える貴重な証言である。相互に干渉し、響き合う物語相互の関係性を動態として捉え、新たな王朝文学史構築のための礎を築く。
要旨 平安後期から中世、さらには近現代においてもなお、王朝文学はその命脈を保ち、生成されていく。旧い趣向を滋養として吸収しつつ、時代の壁を越え、新しさを打ち出していく不断の営み―これら王朝物語の世界の豊饒さは、物語文学生成の最先端の場を今に伝える貴重な証言である。言語表現やプロット、さらには絵画表現へも視角を広げ、相互に干渉し、響き合う物語相互の関係性を動態として捉え、新たな王朝文学史構築のための礎を築く画期的著作。
目次 1 平安後期物語論;2 院政期物語論;3 中世物語論;4 源氏物語の続篇;5 歴史物語と作り物語;6 短篇物語と翻案小説
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-39024-4   4-585-39024-3
書誌番号 1122038255
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122038255

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 913.3 一般書 利用可 - 2077205481 iLisvirtual