近世ヨーロッパにおける宣教のレトリック --
小俣ラポー日登美 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2023.2 -- 22cm -- 404,188p

資料詳細

タイトル 殉教の日本
副書名 近世ヨーロッパにおける宣教のレトリック
著者名等 小俣ラポー日登美 /著  
出版 名古屋大学出版会 2023.2
大きさ等 22cm 404,188p
分類 198.221
件名 殉教者-日本-歴史-室町時代 , 殉教者-日本-歴史-安土桃山時代 , 殉教者-日本-歴史-江戸時代
注記 欧文タイトル:Japan as the Land of Martyrs
注記 文献あり 索引あり
注記 サントリー学芸賞・社会・風俗部門(2023年45回)
著者紹介 2005年ストラスブール大学歴史学部DEA課程修了。2007年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。2016年パリ高等研究実習院(宗教学部門)およびフリブール大学文学部歴史学科(近世史部門)にて博士号取得。日本学術振興会特別研究員などを経て、現在、京都大学白眉センター/人文科学研究所白眉特定准教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章. 複数の位相を持つ「殉教」. 日本の殉教者の初めての聖性公認. 聖遺物. 日本の殉教者のイメージ形成. 舞台の上の日本. 終章
要旨 なぜ“暴虐と聖性の国”となったのか。キリスト教文化にとって日本は殉教の聖地だった。グローバルな宣教のなかで、驚くべきイメージはどのように成立・普及したのか。長崎二十六殉教者の列福やその聖遺物の行方、さらには多様な殉教伝・磔図像・残酷劇などを跡づけ、東西をつなぐ新たな「双方向の歴史」を実践する。
目次 序章;第1章 複数の位相を持つ「殉教」―概念の歴史化(古代教会における「殉教」概念の発生 殉教思想の日本への流入 ほか);第2章 日本の殉教者の初めての聖性公認―長崎二十六殉教者の列福過程(「聖人」を生む制度―「列聖」と「列福」;列福開始以前のフランシスコ会とイエズス会の対立 ほか);第3章 聖遺物―殉教者の旅する聖性(日本で希求された聖遺物;信者の命がけの回収と聖遺物の意識的な破壊 ほか);第4章 日本の殉教者のイメージ形成―十字架から炎へ(列福以前の殉教者の図像化―フランシスコ会における磔刑と聖痕;フランシスコ会のプロセッション ほか);第5章 舞台の上の日本―殉教を見るということ(日本の殉教の演劇化の嚆失;托鉢修道会と殉教演劇 ほか);終章
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-1119-8   4-8158-1119-9
書誌番号 1122038793
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122038793

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