インドネシア破傷風事件の真相 --
倉沢愛子 /著, 松村高夫 /著   -- 岩波書店 -- 2023.3 -- 20cm -- 239,11p

資料詳細

タイトル ワクチン開発と戦争犯罪
副書名 インドネシア破傷風事件の真相
著者名等 倉沢愛子 /著, 松村高夫 /著  
出版 岩波書店 2023.3
大きさ等 20cm 239,11p
分類 396.21
件名 関東軍防疫給水部本部 , 人体実験-歴史-20世紀 , ワクチン , 破傷風
注記 文献あり
著者紹介 【倉沢愛子】1946年生まれ.1979年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学,2012年博士号取得.1988年コーネル大学Ph.D.取得.現在,慶應義塾大学名誉教授.専門はインドネシア現代史.著書『日本占領下のジャワ農村の変容』(草思社)ほか.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ジャカルタの収容所で、ワクチンを接種したロームシャが多数死亡した。この背景には何があったのか。犯人として処刑された医師、命を落としたロームシャ、そして中国大陸で七三一部隊の人体実験に供された〈マルタ〉をつなぐ日本軍の謀略が、明らかになる。
要旨 一九四四年八月、ジャカルタの収容所で、ワクチンを接種した「ロームシャ」が破傷風で多数死亡した。伝染性のない破傷風患者が、なぜ大量発生したのか。ワクチンを汚染した「犯人」として処刑されたインドネシア人医師、破傷風で命を落とした「ロームシャ」、そして遙か離れた中国大陸で七三一部隊の人体実験に供された「マルタ」をつなぐ日本軍の謀略が、八〇年の時を経て、いま明らかになる。
目次 第1部 つくられた破傷風ワクチン「謀略」事件(ロームシャ収容所の地獄絵―破傷風患者の大量発生;スケープゴートがつくられるまで―日本軍が捏造したドラマ;蜘蛛の巣から逃れて―マルズキの場合;行われなかった真相究明);第2部 それは人体実験だったのか―七三一部隊のワクチン戦略(七三一部隊は何をしたのか―ハルビンからバンドゥンへ;南方軍防疫給水部は何をしたのか―そしてパスツール研究所は;医師たちの戦後)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061585-3   4-00-061585-8
書誌番号 1122040408

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 396.2 一般書 利用可 - 2074277767 iLisvirtual
港北 公開 Map 396 一般書 利用可 - 2074980662 iLisvirtual