女盗賊・如来の化身・烈女 --
神林尚子 /著   -- 花鳥社 -- 2023.2 -- 22cm -- 700p

資料詳細

タイトル 幕末・明治期の巷談と俗文芸
副書名 女盗賊・如来の化身・烈女
著者名等 神林尚子 /著  
出版 花鳥社 2023.2
大きさ等 22cm 700p
分類 910.25
件名 日本文学-歴史-江戸末期 , 日本文学-歴史-明治時代
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1981年生。2004年、東京大学教養学部後期課程卒業。2015年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。2022年、博士号(学術・東京大学)取得。現在、鶴見大学准教授。共著(各章分担執筆)に、矢内賢二編『明治、このフシギな時代 3』(新典社、2018年)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:巷談研究という視点. 門付芸能「ちょんがれ」攷. 「鬼神のお松」の原型. 歌舞伎への登場. 合巻にみるお松の「後日」. 中本型読本『初緑黄金笠松』をめぐって. 読本・切附本における脚色. 合巻『薄緑娘白波』の構想. 講談と『近古実録』. 起源の考証. 1 江戸の名主佐久間家・馬込家との関わりを中心に. 起源の考証. 2 江戸出開帳と出羽三山信仰をめぐって. 江戸文人の見た「お竹大日」伝承. 開帳物草双紙の系譜. 式亭三馬作『於竹大日忠孝鏡』の構想. 弘化・嘉永期の合巻と切附本. 文化・嘉永期の江戸出開帳と錦絵. 河竹黙阿弥作『双蝶色成曙』. 「烈女おふじ」像の生成. 明治前期の展開. 『女学雑誌』とその時代. 藤本藤陰『藤の一本』と『烈女お藤』. 明治の教育幻燈と「烈女」. 三遊亭円朝遺稿・円喬口演『烈婦お不二』. 塚原渋柿園と「烈女」の劇化. 飯田の郷土史としての「烈女おふじ」 ほか1編
内容紹介 風聞や伝説から生じる巷談は、戯作や歌舞伎、講談、落語などの文芸・芸能とどのように関わり合っているのか。「鬼神のお松」「お竹大日如来」「烈女おふじ」…。3つの題材から実例を丹念に検証。流動し変容を続ける巷談の実体に迫る。
要旨 伝承の起源と展開をたどる。風聞や伝説から生じる巷談は、戯作や歌舞伎、講談、落語などの文芸・芸能とどのように関わり合っているのか。“鬼神のお松”“お竹大日如来”“烈女おふじ”―三つの題材から実例を丹念に検証。流動し変容を続ける巷談の実体に迫る!
目次 巷談研究という視点―問題設定と研究史の整理;第1部 ちょんがれ「鬼神のお松」の展開(門付芸能「ちょんがれ」攷―芸態と内容の変遷;「鬼神のお松」の原型―薄物唄本の諸本;歌舞伎への登場―部分的「趣向」から「世界」へ ほか);第2部 「お竹大日如来」伝承と俗文芸(起源の考証(一)―江戸の名主佐久間家・馬込家との関わりを中心に;起源の考証(二)―江戸出開帳と出羽三山信仰をめぐって;江戸文人の見た「お竹大日」伝承―日記と考証随筆を中心に ほか);第3部 「烈女おふじ」像の生成と展開―「烈女の時代」としての幕末・明治(「烈女おふじ」像の生成―風聞の流布と成長;明治前期の展開―漢文体伝記と和文の女訓;『女学雑誌』とその時代―「忠貞不二秘録」をめぐって ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-909832-73-3   4-909832-73-4
書誌番号 1122042135
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122042135

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