或いは血の饗宴 -- 奇想天外の本棚 --
ジェームズ・マルコム・ライマー /著, トマス・ペケット・プレスト /著, 三浦玲子 /訳, 森沢くみ子 /訳   -- 国書刊行会 -- 2023.3 -- 19cm -- 408p

資料詳細

タイトル 吸血鬼ヴァーニー 第1巻
副書名 或いは血の饗宴
シリーズ名 奇想天外の本棚
著者名等 ジェームズ・マルコム・ライマー /著, トマス・ペケット・プレスト /著, 三浦玲子 /訳, 森沢くみ子 /訳  
出版 国書刊行会 2023.3
大きさ等 19cm 408p
分類 933.6
注記 原タイトル:Varney the Vampire;or the Feast of Blood
著者紹介 【ジェームズ・マルコム・ライマー】1814-1884。イギリスの大衆小説《ペニー・ドレッドフル》界のスター作家。1814年ロンドンに生まれる。スコットランド系。ロンドンの出版業者などを経て、1843年に『裏切られたエイダ』を出版、その名を知られるようになった。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 すさまじい嵐の夜、フローラは、得体の知れない何者かが窓を破って部屋に侵入しようとしていることに気づく。部屋に侵入した怪物はフローラに近づき、喉笛に牙のような歯を突き立てた…。以後の吸血鬼作品や吸血鬼造型の原点ともなったゴシック・ホラー小説。
要旨 雹と雨と雷鳴の狂乱とも形容すべきすさまじい嵐の夜、没落した名家バナーワース家の館の一室で眠るフローラは、ふと得体の知れない何者かが窓を破って部屋に侵入しようとしていることに気づく。恐怖で凍り付き、四肢を硬直させ、「助けて」とつぶやくことしかできないフローラが目にしたのは、血の気のない蒼白な顔、磨かれたぶりきのような目、深く裂けた唇、そしてぞっとするような瞳にも増して、なにより目を引く、白くぎらぎらした鋭い牙のような、猛獣のそれを思わせる突き出た醜悪な歯を持つおぞましい生き物であった。部屋に侵入した怪物は、不気味な咆哮をあげながらフローラに近づき、その長い髪を手にからめとって体をベッドに押しつけると、鋭い金切り声を上げるフローラの喉笛に牙のような歯を突き立てた。ほとばしる血潮が滾々とあふれ、室内にはそれを吸う異様な音が響いた…ヴィクトリア朝時代のイギリスで、週刊の安価な媒体に連載された“ペニー・ドレッドフル”の代表的な作品であり、以後のあらゆる吸血鬼作品や吸血鬼造型の原点ともなったゴシック・ホラー小説の伝説的作品、世紀を超えて、ついに刊行開始!
ISBN(13)、ISBN 978-4-336-07407-2   4-336-07407-0
書誌番号 1122042727
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122042727

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