ケアの20世紀体制を超えて --
落合恵美子 /著   -- 有斐閣 -- 2023.3 -- 22cm -- 412p

資料詳細

タイトル 親密圏と公共圏の社会学
副書名 ケアの20世紀体制を超えて
著者名等 落合恵美子 /著  
出版 有斐閣 2023.3
大きさ等 22cm 412p
分類 361.63
件名 家族
注記 欧文タイトル:Sociology of the Intimate and Public Spheres
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 社会学者。京都大学大学院文学研究科教授。1987年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。京都大学大学院文学研究科助教授などを経て、2004年より現職。専門分野はジェンダー、家族、人口の歴史社会学と比較社会学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:生とケアを包摂する社会理論. 親密圏と公共圏の構造転換. 近代世界の転換と家族変動の論理. アジア近代におけるジェンダー構築の論理. アジアの家族主義を再考する. アジアの共働き社会における子育てを支えるもの. グローバル化する家族. 現代アジアにおける主婦の誕生. ケアダイアモンドと福祉レジーム. 東アジアの持続不能社会. 持続可能な社会のための理論と政策. アジア化するヨーロッパ?. 世界の中の戦後日本家族. 歴代首相の国会発言に見る「家族」と「女性」. 縮んだ戦後体制. 新型コロナが露呈させたジェンダー問題とケアの危機
要旨 「成熟社会」にふさわしい社会システム構築のために、社会と社会科学から排除された生とケアを取り戻し、「生を包摂する」総合的な社会理論を構築する。歴史的・人口学的・アジア的視点による一貫性のある理論的枠組みで初めて明らかになる落合社会学の全体像。
目次 生とケアを包摂する社会理論―20世紀体制を超えて;第1部 親密圏と公共圏の変容(親密圏と公共圏の構造転換―ハーバーマスを超えて;近代世界の転換と家族変動の論理―人口とジェンダー;アジア近代におけるジェンダー構築の論理);第2部 ケアレジームの再編成(アジアの家族主義を再考する―ケアレジームの歴史と現在;アジアの共働き社会における子育てを支えるもの―中国・タイ・シンガポールの場合;グローバル化する家族―台湾の外国人家事労働者と外国人妻 ほか);第3章 半圧縮近代としての日本(世界の中の戦後日本家族;歴代首相の国会発言に見る「家族」と「女性」―日本の停滞のイデオロギー的背景;縮んだ戦後体制―「つまずきの石」としての1980年代 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-641-17485-6   4-641-17485-7
書誌番号 1122043109
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122043109

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