名所図会と諸国奇談 -- ブックレット〈書物をひらく〉 --
木越俊介 /著   -- 平凡社 -- 2023.3 -- 21cm -- 109p

資料詳細

タイトル 知と奇でめぐる近世地誌
副書名 名所図会と諸国奇談
シリーズ名 ブックレット〈書物をひらく〉
著者名等 木越俊介 /著  
出版 平凡社 2023.3
大きさ等 21cm 109p
分類 291
件名 日本-地誌 , 怪異-日本-歴史-江戸時代 , 絵入り本-日本-歴史-江戸時代
著者紹介 1973年、石川県生まれ。神戸大学大学院博士課程修了。現在、国文学研究資料館准教授。専攻、日本近世文学。著書に、『江戸大坂の出版流通と読本・人情本』(清文堂出版、2013年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:十八世紀半ばの地誌と奇談. 寛政~文化年間の名所図会にみる〈奇〉. その1 秋里籬島作. 寛政~文化年間の名所図会にみる〈奇〉. その2 籬島以外の作. 諸国奇談ものの〈奇〉. 知と奇の新たなる地平
内容紹介 地域への関心が多様な地誌、名所図会や諸国奇談を生み出した近世後期、各地の今と歴史に向かう視線は妖異や奇譚をどう取り扱ったか。もしくは取り扱わなかったのか。そこから知のありかとその変容を読みとる。
要旨 江戸という時代が多様に生み出した地誌は、土地の特性とその歴史性を提示し、読み手がそれを享受する高度に知的な営為である。その際、確実・客観的な記事の傍らで確たる物証のない話、信憑性に欠ける情報とどう向き合うか、書き手・読み手にとって未知の事柄をどう提供しようとするか。江戸時代後半、「奇」はどのように「知」の体系に位置づけられようとしていたか。
目次 1 十八世紀半ばの地誌と奇談(菊岡沾凉『諸国里人談』・『本朝俗諺志』;怪異研究と地誌 ほか);2 寛政~文化年間の名所図会にみる“奇”その一 秋里籬島作(第二次名所図会ブーム;籬島作名所図会の本文にみる“奇” ほか);3 寛政~文化年間の名所図会にみる“奇”その二 籬島以外の作(『伊勢参宮名所図会』について;『播州名所巡覧図会』について ほか);4 諸国奇談ものの“奇”(諸国奇談ものブーム;諸国奇談ものの諸相 ほか);5 知と奇の新たなる地平(『信濃奇談』について;『信濃奇区一覧』(『信濃奇勝録』)について ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-36468-2   4-582-36468-3
書誌番号 1122043131

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 291 一般書 利用可 - 2074288424 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 291 一般書 利用可 - 2074594134 iLisvirtual