その成り立ちと広がり -- ひつじ研究叢書 --
松木正恵 /著   -- ひつじ書房 -- 2023.3 -- 22cm -- 645p

資料詳細

タイトル 複合辞研究
副書名 その成り立ちと広がり
シリーズ名 ひつじ研究叢書
著者名等 松木正恵 /著  
出版 ひつじ書房 2023.3
大きさ等 22cm 645p
分類 815
件名 日本語-文法
注記 欧文タイトル:A Study of Japanese Compound Particles
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1959年仙台生まれ。1982年東京学芸大学教育学部卒業。1993年、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。早稲田大学助教授などを経て、2004年から早稲田大学教育・総合科学学術院教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「複合辞」の提唱. 初期の複合辞研究. 分析的傾向と複合辞. 「後置詞」というとらえ方. 「形式副詞」との関連性. 「複合助詞」の特質. 「複合辞」の体系化をめざして. 「複合辞性」の再検討と複合辞の位置づけ. 辞的表現研究の広がりと深化. 複合辞認定に対する問題提起と研究の方向性. 引用の形式をとる複合辞について. 複合辞研究と文法化. 引用構造を用いた会話表現. 「と思うと」の連続性. 「思う」を中心とする接続形式について. 「見る」の文法化. 「見ること」と引用表現. 「見えること」と引用表現. 「とみえる」の表現性. 「とみえ〈て〉」の使用推移. 連体修飾節. 評価的な名詞の連体修飾構造について. 「代物」の評価性について. 連体修飾節における底名詞の性質と名詞性接続成分. 連体修飾節の位置づけ再考 ほか5編
目次 1 複合辞研究史―主に20世紀中について(「複合辞」の提唱―永野賢の複合辞研究;初期の複合辞研究―水谷修・佐伯哲夫の複合辞研究;分析的傾向と複合辞―田中章夫の通時的研究;「後置詞」というとらえ方―松下大三郎から高橋太郎まで;「形式副詞」との関連性―山田孝雄から奥津敬一郎まで ほか);2 複合辞と文法化 引用表現・思考動詞・視覚動詞との関係を中心に(引用の形式をとる複合辞について―引用から複合辞へ;複合辞研究と文法化―動詞が欠落した口語的複合辞を例として;引用構造を用いた会話表現―「というのだ」「みたいな」を例に;「と思うと」の連続性;「思う」を中心とする接続形式について ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-89476-661-7   4-89476-661-2
書誌番号 1122043353

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