娯楽・闘争・プロパガンダ --
岩本憲児 /著   -- 森話社 -- 2023.3 -- 22cm -- 437p

資料詳細

タイトル 日本映画とナショナリズムの時代
副書名 娯楽・闘争・プロパガンダ
著者名等 岩本憲児 /著  
出版 森話社 2023.3
大きさ等 22cm 437p
分類 778.21
件名 映画-日本-歴史-明治以後 , ナショナリズム
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1943年、熊本県八代市生まれ。早稲田大学名誉教授。専門は映画史・映像論。主な著書に、『シネマランド漂流』(早稲田大学出版部、1985)ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:映画の渡来. 模索する「日本映画劇」. 海外進出の願望と実態. 武器としての映画. 村山知義とプロレタリア映画運動. 「日本脱出」までの佐野碩と映画. 台頭期のドキュメンタリー映画と記録映画. 映画時代と機械芸術. 映画広報とプロパガンダ. 「映画戦」への遠い道程. 日本映画とナショナリズム. アジア主義の幻影. ナショナリズムとモダニズム. 戦前日本映画における天皇像. 占領初期の日本映画界. 『明治天皇と日露大戦争』と大蔵貢
内容紹介 明治のなかば、映画の渡来時に残された短いフィルムの断片から、さらに占領軍の視線の下での戦後映画まで…。ナショナリズムが大きくせり出してくるなかで、時代の大きな波に揺れ続けた日本映画の姿と、その渦中に生きた映画人たちを描く。
要旨 明治期から占領下まで日本映画史の断層。映画の渡来時に残された短いフィルムの断片、日本映画が自立するための試行錯誤、そしてプロレタリア映画運動が弾圧され、次いで戦意高揚のために政府・軍部が主導した映画、さらに占領軍の視線の下での戦後映画の出発―。ナショナリズムが大きくせり出してくるなかで、時代の波に揺れ続けた日本映画の姿と、その渦中に生きた映画人たちを描く。
目次 1 日本映画の出発と展開(映画の渡来―エジソン映画と日本;模索する「日本映画劇」 ほか);2 プロレタリア映画運動の闘争と挫折(武器としての映画―「プロキノ」運動と佐々元十;村山知義とプロレタリア映画運動 ほか);3 記録・教化・宣伝(台頭期のドキュメンタリー映画と記録映画;映画時代と機械芸術―板垣鷹穂の「映画教育」観 ほか);4 全体主義の影の下で(日本映画とナショナリズム;アジア主義の幻影―日本映画と「大東亜共栄圏」 ほか);5 閉ざされた目・開かれる目(占領初期の日本映画界;『明治天皇と日露大戦争』と大蔵貢―懐旧と復古)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86405-174-3   4-86405-174-7
書誌番号 1122043556
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122043556

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