西鶴・芭蕉・近松と読む軍記物語 --
佐谷眞木人 /著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2023.4 -- 20cm -- 254,11p

資料詳細

タイトル 江戸の花道
副書名 西鶴・芭蕉・近松と読む軍記物語
著者名等 佐谷眞木人 /著  
出版 慶應義塾大学出版会 2023.4
大きさ等 20cm 254,11p
分類 913.5
件名 軍記物語-歴史-江戸時代
注記 索引あり
著者紹介 1962年大阪市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院文学研究科国文学専攻博士課程単位取得。博士(文学)。現在、恵泉女学園大学人文学部教授。専攻は、中世・近世国文学、古典芸能史。著書に『民俗学・台湾・国際連盟 柳田國男と新渡戸稲造』(講談社選書メチエ、2015年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:西鶴の義理批判. 芭蕉の名所革命. 松尾芭蕉と木曾義仲. 近松浄瑠璃と『平家物語』. 『義経千本桜』と『平家物語評判秘伝抄』. 新田義貞の兜は何を意味しているのか. 反転する敵討. 生命と貨幣. 和歌から物語へ. 『平家物語』伝承の近世と近代
内容紹介 『平家物語』といった軍記物語類は、浄瑠璃や歌舞伎といった演劇のみならず、浮世草子から読本に至る小説などにも多大な影響を与えている。その特徴的な作品を取り上げ、その影響を詳細に検討し、江戸文芸の「花道」にあらわれた近世の世界認識を提示した書。
要旨 『平家物語』『太平記』『曾我物語』『義経記』といった軍記物語類は、浄瑠璃や歌舞伎といった演劇のみならず、浮世草子から読本に至る小説などにも多大な影響を与えている。本書では、西鶴・芭蕉・近松の諸作品から幕末の河竹黙阿弥の歌舞伎に至るまで、その特徴的な作品を幅広く取り上げてその影響を詳細に検討し、江戸文芸の「花道」にあらわれた近世の世界認識を提示する。
目次 第1章 西鶴の義理批判―『武家義理物語』と幸若舞曲『満仲』;第2章 芭蕉の名所革命―『おくのほそ道』と『平家物語』『義経記』;第3章 松尾芭蕉と木曾義仲―『おくのほそ道』と『平家物語』;第4章 近松浄瑠璃と『平家物語』―『佐々木大鑑』を視座として;第5章 『義経千本桜』と『平家物語評判秘伝抄』;第6章 新田義貞の兜は何を意味しているのか―『仮名手本忠臣蔵』と『太平記』;第7章 反転する敵討―鶴屋南北と『東海道四谷怪談』;第8章 生命と貨幣―『三人吉三廓初買』と『曾我物語』;第9章 和歌から物語へ―「浅茅が宿」と『兼好法師集』;第10章 『平家物語』伝承の近世と近代―『小敦盛』をめぐって
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-2890-2   4-7664-2890-0
書誌番号 1122045133
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122045133

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