関東大震災の記録と東日本大震災の記憶 --
石井正己 /著   -- 三弥井書店 -- 2023.3 -- 21cm -- 301p

資料詳細

タイトル 震災を語り継ぐ
副書名 関東大震災の記録と東日本大震災の記憶
著者名等 石井正己 /著  
出版 三弥井書店 2023.3
大きさ等 21cm 301p
分類 369.31
件名 東日本大震災(2011) , 関東大震災(1923)
著者紹介 1958年、東京生まれ。東京学芸大学教授、一橋大学大学院連携教授、柳田國男・松岡家記念館顧問、韓国比較民俗学会顧問。日本文学・民俗学専攻。単著に『ビジュアル版 日本の昔話百科』(河出書房新社)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:原発事故と昔話. 地域の言葉で語ること. 復興を支える民話の力. 関東大震災の本郷. 関東大震災の本所. 小学一年生が書いた関東大震災. エリートたちの関東大震災. 釜石を歩いた柳田国男と佐々木喜善. 残された教訓を未来へつなぐ. 明治三陸大津波と釜石. 河童や幽霊は今もいるか?. 宮沢賢治を食う!. 渡された「思い残し切符」
内容紹介 東日本大震災の記憶を風化させず、関西大震災を蘇らせるため、語り継がれてきた民話に学んで、「震災は語り継げるか」という難しい問題に正面から向き合った1冊。東京と被災地を往還した行なった13回の講演を4章に分けてまとめる。
要旨 東日本大震災から12年、関東大震災から100年。記憶を風化させず記録をよみがえらせる。哀話や美談ではなく、あの時の状況と心情がつづられた文章の数々。「震災を語り継ぐ」ための方法をもとめて…
目次 1 震災・復興と福島・岩手・宮城―民話の力(原発事故と昔話―今、梁川の昔話を語ること;地域の言葉で語ること―心を癒やす方言;復興を支える民話のカ―内発的発展の可能性);2 関東大震災の東京―作文の力(関東大震災の本郷―子供たちの声に耳を傾ける;関東大震災の本所―子供たちの体験を知る;小学一年生が書いた関東大震災―「震災を忘れない」ために;エリートたちの関東大震災―第一高等学校『大震の日』);3 三陸大津波の釜石―記録の力(釜石を歩いた柳田国男と佐々木喜善―「豆手帖から」と「辺土の浜」;残された教訓を未来へつなぐ―『地震並津浪の常識』の活用;明治三陸大津波と釜石―雑誌『風俗画報』に見る);4 柳田国男・宮沢賢治・井上ひさし―文学の力(河童や幽霊は今もいるか?―命を見つめて生きるための『遠野物語』;宮沢賢治を食う!―「グスコーブドリの伝記」など;渡された「思い残し切符」―宮沢賢治と井上ひさし)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8382-3404-2   4-8382-3404-X
書誌番号 1122045199

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