小野芳朗 /著   -- 思文閣出版 -- 2023.2 -- 22cm -- 329,9p 図版16p

資料詳細

タイトル 風景の近代史
著者名等 小野芳朗 /著  
出版 思文閣出版 2023.2
大きさ等 22cm 329,9p 図版16p
分類 518.8
件名 景観計画-日本-歴史
注記 索引あり
著者紹介 1957年生。京都大学大学院工学研究科修士課程修了。博士(工学)。京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科教授。著書に『〈清潔〉の近代―「衛生唱歌」から「抗菌グッズ」へ』(講談社選書メチエ、1997年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序論. 京都の桜. 嵐山の紅葉. 御堂筋の銀杏. 瀬戸内海の島々. 滋賀のはげ山. 風景と環境を考える
内容紹介 春の京都にあふれるソメイヨシノ、嵐山の春秋を彩る桜と紅葉、御堂筋を金色に染める銀杏並木…。これらはいずれも近代につくられ、あるいは発見された風景だ。風景に関わる人々はじつに多様である。誰が風景を編集するのか、そして風景は誰のものか。
要旨 春の京都にあふれるソメイヨシノ、嵐山の春秋を彩る桜と紅葉、御堂筋を金色に染める銀杏並木、瀬戸内の島々を見晴らす雄大な眺め、日本のアルプスとうたわれた滋賀のはげ山―。これらはいずれも近代につくられ、あるいは発見された風景だ。その背後には風景を編集し、物語を紡ぎ、観光地を生み出す近代的な仕組みがある。荒廃した森林の施業、都市計画の実現、国立公開の設置など、行政はさまざまな要請から風景の編集を企図する。その周辺には風景に価値付けする学者たち、郷土を愛する地域の住民、風景で利益を得ようとする観光業者などがいる。風景に関わる人々はじつに多様だ。誰が風景を編集するのか、そして風景は誰のものか?
目次 第1章 京都の桜―古都が桜で埋め尽くされるまで;第2章 嵐山の紅葉―吉野の桜か、王朝の紅葉か;第3章 御堂筋の銀杏―大大阪計画と街路樹;第4章 瀬戸内海の島々―風景の価値創造;第5章 滋賀のはげ山―風景の価値転換;終章 風景と環境を考える
ISBN(13)、ISBN 978-4-7842-2044-1   4-7842-2044-5
書誌番号 1122045391

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