潜在・散在・長期化する被害 -- シリーズ環境社会学講座 --
藤川賢 /編, 友澤悠季 /編   -- 新泉社 -- 2023.4 -- 19cm -- 292,21p

資料詳細

タイトル なぜ公害は続くのか
副書名 潜在・散在・長期化する被害
シリーズ名 シリーズ環境社会学講座
著者名等 藤川賢 /編, 友澤悠季 /編  
出版 新泉社 2023.4
大きさ等 19cm 292,21p
分類 519.04
件名 公害
注記 文献あり
著者紹介 【藤川賢】明治学院大学社会学部教授。主要業績:『ふくしま復興 農と暮らしの復権』(石井秀樹と共編著、東信堂、2021年)、『公害・環境問題の放置構造と解決過程』(渡辺伸一・堀畑まなみと共著、東信堂、2017年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:公害はなぜ続くのか 藤川賢著 友澤悠季著. 足尾銅山鉱煙毒事件にみる公害の原型 友澤悠季著. 自然と生活を軽視する論理に抗う 関礼子著. 公害対策の進展後における地域環境汚染 藤川賢著. 食品公害問題の長期化 宇田和子著. 熱帯材と日本人 金沢謙太郎著. 重層化する核被害のなかで 竹峰誠一郎著. 環境正義運動は何を問いかけ、何を変えてきたのか 原口弥生著. NIMBYと「公共性」 土屋雄一郎著. 水俣病にとっての六五歳問題 野澤淳史著. 「記憶」の時代における公害経験継承と歴史実践 清水万由子著. 環境リスク社会における公正と連携への道 寺田良一著. 不可視化に抗うために 藤川賢著 友澤悠季著
内容紹介 公害は「過去」のものではない。問題を引き起こす構造は社会に根深く横たわり、差別と無関心が被害を見えなくしている。公害の歴史と経験に学び、被害の声に耳を澄まし、犠牲の偏在が進む現代の課題を考える。
要旨 公害は「過去」のものではない。問題を引き起こす構造は社会に根深く横たわり、差別と無関心が被害を見えなくしている。公害の歴史と経験に学び、被害の声に耳を澄まし、犠牲の偏在が進む現代の課題を考える。
目次 序章 公害はなぜ続くのか―不可視化される被害と加害;1 公害とは何か―被害拡大の構図と教訓(足尾銅山鉱煙毒事件にみる公害の原型;自然と生活を軽視する論理に抗う―新潟水俣病にみる公害被害の現在 ほか);2 環境的不公正の潜在と拡大―長期化・グローバル化する被害(食品公害問題の長期化―なぜカネミ油症被害者は被害を訴え続けなければならないのか;熱帯材と日本人―足下に熱帯雨林を踏み続けて ほか);3 公害は終わっていない―新たな課題と経験の継承(NIMBYと「公共性」―産業廃棄物処理施設をめぐる公共関与と合意形成;水俣病にとっての六五歳問題―「先天性(胎児性)という問い」から ほか);終章 不可視化に抗うために―公害を生み続ける社会をどう変えていくか
ISBN(13)、ISBN 978-4-7877-2301-7   4-7877-2301-4
書誌番号 1122045458
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122045458

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