日本言語学史の黎明 --
長田俊樹 /著   -- ひつじ書房 -- 2023.3 -- 22cm -- 305p

資料詳細

タイトル 上田万年再考
副書名 日本言語学史の黎明
著者名等 長田俊樹 /著  
出版 ひつじ書房 2023.3
大きさ等 22cm 305p
分類 810.12
件名 国語学-歴史
個人件名 上田 万年
注記 欧文タイトル:Reconsidering Mannen Ueda
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1954年、神戸市生まれ。インド・ラーンチー大学Ph.D.取得。国立国語研究所客員教授などを経て、現在、地球研名誉教授及び神戸市外国語大学客員教授。〈主な著書〉『日本語「起源」論の歴史と展望:日本語の起源はどのように論じられてきたか』(編著、三省堂、2020)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 上田万年は(中略)西洋言語学を日本に導入した人という評価は変わらない。その評価はどこまで正しいのか。そこが本書の出発点である。(中略)長田(2003)で「上田万年はどうみてもアマである」(本書271頁参照)と宣言したので、その検証もすべきだ。さいわいにも新村出筆録・柴田武校訂(1975)『シリーズ名講義ノート・上田万年言語学』というテキストがある。それを丁寧にみていけば上田の西洋言語学理解がわかるはずだ。また、このテキストに取り組んだ人はまだいない。こうしてできあがったのが本書である。
目次 序章 上田万年の学問的評価;第1章 上田万年の生い立ち;第2章 上田の留学前の講演や文章を検証する;第3章 上田万年講義ノートを検証する その1―序文;第4章 上田万年講義ノートを検証する その2―ガーベレンツからの影響;第5章 上田万年講義ノートを検証する その3―上田は何に依拠したのか;第6章 ガーベレンツをめぐって;第7章 「P音考」考;第8章 上田万年の評判―学問環境の整備・政治的手腕・人間性;終章 上田万年像を検証する;補論 「国語という思想」という「おはなし」―イ・ヨンスク著『「国語」という思想』をよんで
ISBN(13)、ISBN 978-4-8234-1170-0   4-8234-1170-6
書誌番号 1122045776
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122045776

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