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19~20世紀の海洋への新視点 --
太田出 /編著, 川島真 /編著, 森口(土屋)由香 /編著, 奈良岡聰智 /編著   -- 晃洋書房 -- 2023.3 -- 22cm -- 398,5p

資料詳細

タイトル 領海・漁業・外交
副書名 19~20世紀の海洋への新視点
著者名等 太田出 /編著, 川島真 /編著, 森口(土屋)由香 /編著, 奈良岡聰智 /編著  
出版 晃洋書房 2023.3
大きさ等 22cm 398,5p
分類 329.23
件名 領海 , 漁業権 , 外交
注記 索引あり
著者紹介 【太田出】大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。主要業績『中国農漁村の歴史を歩く』(京都大学学術出版会、学術選書、2021年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「海洋の歴史」研究への新視点 太田出〔ほか〕著 川島真〔ほか〕著 森口(土屋)由香〔ほか〕著. 近代中国の領海主権と漁業博覧会 太田出著. 一九二〇年代における漁場監視と日中関係 佐藤良聖著. カナダ日本人移民による塩鰊のアジアへの輸出 河原典史著. 生態学的地図作成の試み 伊藤孝治著. 遠洋練習航海論 奈良岡聰智著. 一九三〇年代後半の日ソ漁業交渉 神長英輔著. 日米漁業摩擦の渦中における知の生産と翻訳 森口(土屋)由香著. 中華民国海軍敦睦艦隊と日華中関係 太田出著. 一九七〇年代中国の渤海・南黄海汚染問題 川島真著. 台湾の捕鯨「外交」 林淑美著
内容紹介 従来の歴史学ではほとんど検討されることがなかった「海洋問題」を正面から取り上げ、新たな学問領域として切り拓くことを試みる論集。「領海主権」「海洋権益」「海洋社会」を基軸に据え、新たな「海洋の歴史」を描き出す。
要旨 これまでの海域史は、海洋をおもに交通路・交易路として捉え、それ自体を見つめる視点に欠けていた。本書では、「領海主権」「海洋権益」「海洋社会」を基軸にすえ、領海・資源・汚染・安全保障など、現代社会を理解するためのキーワードから、海洋に正面から向き合う。歴史・政治・法・軍事・社会・文化の各分野の専門家が結集し、新たな「海洋の歴史」を描き出そうとする試み。
目次 序章 「海洋の歴史」研究への新視点;第1章 近代中国の領海主権と漁業博覧会―張謇による「海権」の実践;第2章 一九二〇年代における漁場監視と日中関係―竜口・海州のマダイ漁場を事例として;第3章 カナダ日本人移民による塩鰊のアジアへの輸出―戦間期における塩干魚類の移動;第4章 生態学的地図作成の試み―戦間期の北太平洋における鮭鱒漁業の変容と水産海洋学的アプローチの台頭;第5章 遠洋練習航海論―大日本帝国海軍・海上自衛隊を例として;第6章 一九三〇年代後半の日ソ漁業交渉;第7章 日米漁業摩擦の渦中における知の生産と翻訳;第8章 中華民国海軍敦睦艦隊と日華中関係―一九七二年の訪日をめぐって;第9章 一九七〇年代中国の渤海・南黄海汚染問題;第10章 台湾の捕鯨「外交」―一九八一年の捕鯨停止宣言前後を中心に
ISBN(13)、ISBN 978-4-7710-3741-0   4-7710-3741-8
書誌番号 1122045786
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122045786

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 329.2 一般書 貸出中 - 2077792190 iLisvirtual