酒井隆史 /著   -- 亜紀書房 -- 2023.4 -- 19cm -- 447p

資料詳細

タイトル 賢人と奴隷とバカ
著者名等 酒井隆史 /著  
出版 亜紀書房 2023.4
大きさ等 19cm 447p
分類 304
著者紹介 大阪公立大学教員。専門は社会思想史、都市社会論。著作に『ブルシット・ジョブの謎』(講談社現代新書、2021年)など、訳書にピエール・クラストル『国家をもたぬよう社会は努めてきた』(洛北出版、2021年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:現代日本の「反・反知性主義」?. 「反知性主義」批判の波動. ピープルなきところ、ポピュリズムあり. この民主主義を守ろうという方法によってはこの民主主義を守ることはできない. 一九六八年と「事後の生〈afterlives〉」. 「穏健派」とは、世界で最も穏健じゃない人たちのことだ. 「放射脳」を擁護する. 「しがみつく者たち」に. 自発的隷従論を再考する. 自由を行使する能力のないものには自由は与えられない. 中立的で抑制的. この町がなくなれば居場所はない. ブラジルでFIFAのブレザーなんて着たがるヤツはいない。殴り倒されるからだ. 戦術しかない/戦略しかない. わたしは逃げながら、武器を探すのです. ポリシング、人種資本主義、#BlackLivesMatter. パンデミックと〈資本〉とその宿主. 世界の終わりは資本主義の勝利とともにはじまった. すべてのオメラスから歩み去る人びとへ
内容紹介 ネオリベラルな世界秩序への遅ればせながらの全面的順応の過程を描いた1冊。資本主義×知識人が一体となって管理・支配しようとする現状を問い、近代社会の土台に存在する、無名の人びとが蓄積してきた知や技術に光を当てる。
要旨 時代を「象徴」する言説に潜む“大衆への差別的なまなざし”。資本主義×知識人が一体となって管理・支配しようとする現状を問い、近代社会の土台に存在する、無名の人びとが蓄積してきた知や技術に光を当てる。
目次 1 無知と知、あるいは「大衆の恐怖」について(現代日本の「反・反知性主義」?;「反知性主義」批判の波動―ホフスタッターとラッシュ;ピープルなきところ、ポピュリズムあり―デモクラシーと階級闘争;「この民主主義を守ろうという方法によってはこの民主主義を守ることはできない」―丸山眞男とデモスのカ能;ー九六八年と「事後の生(afterlives)」―津村喬『横議横行論』によせて;「「穏健派」とは、世界で最も穏健じゃない人たちのことだ―「エキセン現象」をめぐる、なにやらえらそうな人とそうじやない人の「対話」);2 だれがなにに隷従するのか(「放射脳」を擁護する;「しがみつく者たち」に―水俣・足尾銅山・福島から;自発的隷従論を再考する;「自由を行使する能力のないものには自由は与えられない」―二〇一八年「京大立て看問題」をどう考えるか;「中立的で抑制的」―維新の会と研究者たち;「この町がなくなれば居場所はない」―映画『月夜釜合戦』と釜ヶ崎);3 この世界の外に―抵抗と逃走(「ブラジルでFIFAのブレザーなんて着たがるヤツはいない。殴り倒されるからだ」―二〇二〇年東京オリンピックをめぐる概観;戦術しかない/戦略しかない―二〇一〇年代の路上における二つの趨勢;「わたしは逃げながら、武器を探すのです」―ジョージ・ジャクソン、アボリショニズム、そしてフランスにおける「権力批判」の起源について;ポリシング、人種資本主義#BlackLivesMatter;パンデミックと〈資本〉とその宿主;「世界の終わりは資本主義の勝利とともにはじまった」―文明に生の欲動をもたらすもの;すべてのオメラスから歩み去る人びとへ―反平等の時代と外部への想像力)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7505-1787-2   4-7505-1787-9
書誌番号 1122045801
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122045801

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中央 4階社会科学 304/サ 一般書 貸出中 - 2074368118 iLisvirtual
戸塚 公開 304 一般書 予約受取待 - 2074837436 iLisvirtual