『共栄報』にみる統制と動員 --
津田浩司 /著   -- 風響社 -- 2023.2 -- 22cm -- 780p

資料詳細

タイトル 日本軍政下ジャワの華僑社会
副書名 『共栄報』にみる統制と動員
著者名等 津田浩司 /著  
出版 風響社 2023.2
大きさ等 22cm 780p
分類 224.2
件名 インドネシア-歴史-20世紀 , ジャワ島 , 太平洋戦争(1941~1945)-インドネシア , 華僑(インドネシア在留)-歴史-20世紀
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1976年生まれ。2008年東京大学大学院文化研究科博士課程修了。博士(学術)。専攻は文化人類学、東南アジア(特にインドネシア)の華人社会研究。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。著書に『「国家英雄」が映すインドネシア』(木犀社)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 総力戦の占領地ジャワにあって、日本軍はいかに華僑を巻き込み、統治したのか。また彼らはいかにそれに応じたのか。厳しい情報統制下で刊行された華僑紙『共栄報』を読み解き、軍政期の華僑社会の実像を再構築していく1冊。
要旨 プロパガンダの行間に挑む。総力戦の占領地ジャワにあって、日本軍はいかに華僑を巻き込み、統治したのか。また彼らはいかにそれに応じたのか。厳しい情報統制下で刊行された華僑紙『共栄報』を緻密に読み解き、軍政期の華僑社会の実像を再構築。歴史の空白を埋める画期的労作。
目次 序章 ジャワの華僑社会と日本軍政;第1章 日本軍政開始以前の蘭印の華僑社会と新聞;第2章 日本軍政と新聞統制―『共栄報』の誕生から終焉まで;第3章 『共栄報』の紙面の特徴;第4章 動揺するジャワの華僑社会―救済事業の展開;第5章 外国人居住登録制度の導入と華僑社会の対応;第6章 三A運動への参加―華僑社会の組織化への模索;第7章 パタヴィア華僑総会籌備委員会―首都華僑社会の組織化の過程;第8章 華僑学校の再開・展開と教育の実態;第9章 華僑総会の成立と生活の場における動員;第10章 移住・旅行取締令の導入と撤廃;第11章 字常会・隣組の活動と華僑社会―「民族協和」の実践;第12章 華僑の警防組織―1944年後半以降の防衛動員の本格化;終章 『共栄報』から見えること/見えないこと;あとがき 『共栄報』の復刻と本書の執筆をめぐる経緯
ISBN(13)、ISBN 978-4-89489-331-3   4-89489-331-2
書誌番号 1122046151

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