〈霧〉と〈二重性〉 -- 和泉選書 --
開信介 /著   -- 和泉書院 -- 2023.3 -- 20cm -- 255p

資料詳細

タイトル 久生十蘭作品研究
副書名 〈霧〉と〈二重性〉
シリーズ名 和泉選書
著者名等 開信介 /著  
出版 和泉書院 2023.3
大きさ等 20cm 255p
分類 910.268
個人件名 久生 十蘭
著者紹介 1980年、京都府生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。現在、三重大学人文学部特任講師。専攻は日本近現代文学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:久生十蘭作品群における〈霧〉モチーフ. 久生十蘭作品群における〈二重性〉モチーフ. 久生十蘭「鶴鍋」〈「西林図」〉論. 久生十蘭「予言」論. 久生十蘭「母子像」論. 久生十蘭「湖畔」論. 新資料・三澄半造名義の久生十蘭作品六篇について
内容紹介 小説技巧の面で高く評価されてきた久生十蘭の作品に頻出するモチーフを切り口として、その作品世界を明らめる書。新資料を含む十蘭の創作全268作品を網羅的に調査・分析し、そこで得られた知見をもとに作品世界の多角的・総合的解明を目指す。
要旨 小説の魔術師、久生十蘭。十蘭の作品群は多様な文体、巧緻な構成といった小説技巧の面で高く評価されてきた。しかしながら、十蘭の作品世界についての網羅的かつ具体的な研究は未だ乏しいのが現状である。本書は、十蘭作品に頻出するモチーフを切り口として、その作品世界を明らめるものである。新資料を含む十蘭の創作全268作品を網羅的に調査・分析し、そこで得られた知見をもとに作品分析を行う。
目次 第1章 久生十蘭作品群における“霧”モチーフ;第2章 久生十蘭作品群における“二重性”モチーフ;第3章 久生十蘭「鶴鍋」(「西林図」)論―敗戦と見立て;第4章 久生十蘭「予言」論―二重化された語り;第5章 久生十蘭「母子像」論―“二重性”モチーフと第二回世界短編小説コンクールにおける翻訳の問題;第6章 久生十蘭「湖畔」論―合理と非合理の「幻想文学」;補論 新資料・三澄半造名義の久生十蘭作品六篇について
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-1064-4   4-7576-1064-5
書誌番号 1122046175
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122046175

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