われわれはアルコール・薬物と共存できるのか --
カール・エリック・フィッシャー /〔著〕, 松本俊彦 /監訳, 小田嶋由美子 /訳   -- みすず書房 -- 2023.4 -- 20cm -- 344,83p

資料詳細

タイトル 依存症と人類
副書名 われわれはアルコール・薬物と共存できるのか
著者名等 カール・エリック・フィッシャー /〔著〕, 松本俊彦 /監訳, 小田嶋由美子 /訳  
出版 みすず書房 2023.4
大きさ等 20cm 344,83p
分類 493.743
件名 依存
注記 原タイトル:THE URGE
注記 索引あり
著者紹介 【カール・エリック・フィッシャー】依存症専門医、生命倫理学者。コロンビア大学臨床精神医学助教授、法律・倫理・精神医学部門勤務。コロンビア大学のサイエンス・ライティング集団「ニューライト」に所属し、「ガーディアン」などに寄稿している。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 時代や階層、コミュニティによってさまざまに評価されてきた「依存症」。アルコール依存症から回復した精神科医が、自身や患者の体験、過去の有名無名の人々のエピソードに加え、医学や科学のみならず、文学、宗教、哲学にまで踏み込んでその歴史を描く。
要旨 ある時代には酒や薬物に耽溺することは「堕落」と見なされ、ある時代には「下級階層の流行病」と見なされた。またある時代には、たとえ同じ薬物でも、特定のコミュニティで使用すれば「医療」だが、別のコミュニティに属する者が使用すれば「犯罪」と見なされた。アルコール依存症から回復した精神科医が本書に描くのは、依存症の歴史であり、その概念の歴史である。自身や患者の体験、過去の有名無名の人々のエピソードに加え、医学や科学のみならず、文学、宗教、哲学にまで踏み込んだ豊饒な歴史叙述によって、依存性薬物と人類の宿命的な繋がりが浮かび上がってくる。依存症は「病気」なのか?それとも、差別や疎外に苦しむ者に刻印されたスティグマなのか―?圧倒的な筆力で依存症をめぐるさまざまな神話を解体し、挫折と失敗に彩られた人類の依存症対策史をも詳らかにする。『ニューヨーカー』ベスト・ブックス・オブ・2022。
目次 第1部 名前を探して(出発点―「依存症」以前;エピデミック;意志の病);第2部 不節制の時代(憑依;アメリカ初のオピオイド・エピデミック;ジャンキー);第3部 現代の依存症のルーツ(近代アルコホリズム運動;よい薬物、悪い薬物);第4部 試される依存症(リハビリテーション;ゼロ・トレランス;依存症を理解する);結論 回復
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-09602-3   4-622-09602-1
書誌番号 1122047299

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