戦後日本の「境界」管理 --
李英美 /著   -- 明石書店 -- 2023.5 -- 20cm -- 284p

資料詳細

タイトル 出入国管理の社会史
副書名 戦後日本の「境界」管理
著者名等 李英美 /著  
出版 明石書店 2023.5
大きさ等 20cm 284p
分類 329.94
件名 出入国管理-日本-歴史-1945~ , 朝鮮人(日本在留)
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1988年、神奈川県生まれ。朝鮮大学校外国語学部英語学科卒業。2020年、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。専攻は歴史学。一橋大学大学院社会学研究科特任講師(ジュニアフェロー)を経て、現在、上智大学基盤教育センター特任助教。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章. 「境界」をつくる. 「境界」の現場. 「境界」からの排除. 収容と送還のはざま. 「境界」へのまなざし. 終章
内容紹介 帝国崩壊後、地方の現場は「他者」を分かつ境界をどのように立ち上げてきたのか。旧植民地出身者の外国人登録、大村収容所での釈放問題、「密航者」への地域のまなざしの三点を軸に、制度と現場の乖離に着目しつつ、戦後日本の移動管理の実態を考察する。
要旨 帝国崩壊後、地域の現場は「他者」を分かつ境界をどのように立ち上げてきたのか。制度と現場の乖離に着目しつつ、戦後日本の移動管理の実態を考察する。
目次 第1章 「境界」をつくる―植民地以後の人の移動とその管理(外国人登録制度の形成期における身元証明と移動の管理;一九五〇年代初頭における外国人登録事務の現場);第2章 「境界」の現場―地域における外国人登録事務の展開(「外国人登録事務協議会」の発足;外国人登録における地域の独自性;成績優良職員の表彰);第3章 「境界」からの排除―朝鮮戦争前後の「密航」防止の取り組み(戦後期の出入国管理網と「密航」;一九五〇年代初頭の沿岸警備をめぐる治安実践);第4章 収容と送還のはざま―大村収容所の釈放問題を中心に(対日講和条約発効後の在留権の再定位;大村収容所の釈放事業と保護団体;一九五〇年代における日韓会談中断期の人の移動問題);第5章 「境界」へのまなざし―戦後長崎からみた大村収容所(戦後長崎と大村収容所;児童による大村収容所「慰問」の記録;収容所への視線―教室の体験から映画『日本の子どもたち』へ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7503-5559-7   4-7503-5559-3
書誌番号 1122048335
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122048335

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