虚構の「有事」と真のリスク --
岡野八代 /著, 志田陽子 /著, 布施祐仁 /著, 三牧聖子 /著, 望月衣塑子 /著   -- 大月書店 -- 2023.4 -- 19cm -- 191p

資料詳細

タイトル 日本は本当に戦争に備えるのですか?
副書名 虚構の「有事」と真のリスク
著者名等 岡野八代 /著, 志田陽子 /著, 布施祐仁 /著, 三牧聖子 /著, 望月衣塑子 /著  
出版 大月書店 2023.4
大きさ等 19cm 191p
分類 392.1076
件名 日本-国防
著者紹介 【岡野八代】1967年生まれ。同志社大学グローバル・スタディーズ研究科教授(西洋政治思想史・現代政治理論)。著書に『フェミニズムの政治学』(みすず書房)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:虚構の「台湾有事」切迫論 布施祐仁著. 外交なき米軍との一体化 望月衣塑子著. 市民を置き去りにした「国家」安全保障のゆくえ 三牧聖子著. 安保三文書と「高次の法」 志田陽子著. 個人なき安全保障の隘路から、ケアする政治への転換 岡野八代著
内容紹介 防衛費倍増、敵基地攻撃能力、米軍との一体化…。その先にあるのは本当に「安全」なのか?各分野の論客がそれぞれの専門分野から、日本の現状について伝え、市民である私たちは何を見つめ、考え、行動すべきかを説いた1冊。
要旨 防衛費倍増・敵基地攻撃能力・米軍との一体化―その先にあるのは本当に「安全」なのか?気鋭の論客らが警鐘する、この国の真の危機。
目次 第1章 虚構の「台湾有事」切迫論(想定しているのは「台湾有事」;なぜ台湾有事が日本有事になるのか?;歴史的経緯を踏まえた台湾問題のリアリズム;外交による戦争の予防を!);第2章 外交なき米軍との一体化―メディアの果たすべき役割とは(前のめりの岸田政権、後押しするメディア報道;外交なき国家のたどる道は―メディアはまた戦争に加担するのか);第3章 市民を置き去りにした「国家」安全保障のゆくえ(いま日本の考えるべき安全保障とは?;アメリカ国内に生まれる新しい動き―「人間の安全保障」への転換;日本の主体的な外交とは―アジアの一国として);第4章 安保三文書と「高次の法」―見るべき“現実”と法の“内実”(はじめに―安保三文書を考える四つの視点;「反撃」なら専守防衛と矛盾しない?;安全保障についての「高次の法」と憲法の組み立て;決定の在り方の憲法問題性;何のための予算か―財政民主主義が忘れられていないか);第5章 個人なき安全保障の隘路から、ケアする政治への転換(はじめに―憲法なき政治は政治なのだろうか?;立憲主義と民主主義;戦争と国家を結ぶ「脅しの政治」;個人の尊厳・ケアを中心とした政治へ―安全保障を問い直す)
ISBN(13)、ISBN 978-4-272-21129-6   4-272-21129-3
書誌番号 1122048805
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122048805

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山内 公開 Map 392 一般書 利用可 - 2075274710 iLisvirtual