擬人主義に立ち向かう -- 増補改訂版 --
渡辺茂 /著   -- 東京大学出版会 -- 2023.4 -- 20cm -- 336p

資料詳細

タイトル 動物に「心」は必要か
副書名 擬人主義に立ち向かう
版情報 増補改訂版
著者名等 渡辺茂 /著  
出版 東京大学出版会 2023.4
大きさ等 20cm 336p
分類 481.78
件名 動物心理学-歴史 , 比較心理学-歴史
著者紹介 1948年、東京生まれ。76年、慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了、文学博士(心理学)。95年、イグ・ノーベル賞受賞。現在、慶應義塾大学名誉教授。主著に『ヒト型脳とハト型脳』(文藝春秋、2001)、『脳科学と心の進化』(共著、岩波書店、2007)ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 動物の行動実験や脳研究から、比較によってヒトの心に迫ろうとしてきた著者が、心の多様性への理解を促す書。擬人主義の起源を探り、擬人主義に飲み込まれつつある心理学の歴史を振り返りながら明らかにする。増補改訂版。
要旨 動物の「心」は人間から類推できる/すべきものなのか。心理学に巣くう擬人主義がなぜ問題かを解き明かす。動物の行動実験や脳研究から、比較によってヒトの心に迫ろうとしてきた著者が、心の多様性への理解を促す警鐘の書。擬人主義の起源を探り、なぜ問題なのか、いかに危険性をはらんでいるのかを、擬人主義に飲み込まれつつある心理学の歴史を振り返りながら明らかにしていく。
目次 まえがき―反擬人主義の旗の下に;擬人主義のなにが問題か;類似性と擬人主義―面妖なり観相学;ダーウィンをルネ・デカルトは知らざりき;哀れなり、ラ・マルク;ダーウィン、ダーウィン、ダーウィン;ウォレス君、何故だ;元祖「心の理論」―ロマネス、モルガンの動物心理学;ドイツ実験心理学の栄光と賢馬ハンスの没落;新大陸の動物心理学;行動主義宣言!;花盛りの動物心理学―新行動主義の栄光;行動分析とスキナーの孤独;比較認知科学―忍び寄る擬人主義;「人間」の終焉と比較認知科学の完成;擬人主義、ロマン主義、浪曼主義;擬人主義を排す;動物の哲学;無脊椎動物に「心」は必要か;植物に「心」は必要か;機械に「心」は必要か―ヒトとの共生;終章 心とはなにか
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-063381-9   4-13-063381-3
書誌番号 1122050697
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122050697

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 481.7 一般書 利用可 - 2074708520 iLisvirtual
金沢 公開 Map 481 一般書 利用可 - 2074549830 iLisvirtual