新保祐司 /著   -- 藤原書店 -- 2023.4 -- 20cm -- 329p

資料詳細

タイトル ブラームス・ヴァリエーション
著者名等 新保祐司 /著  
出版 藤原書店 2023.4
大きさ等 20cm 329p
分類 762.34
個人件名 ブラームス,ヨハンネス
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1953年生。東京大学文学部仏文科卒業。文芸批評家。著書に『詩情のスケッチ』(藤原書店、2019年)、編著書に『「海ゆかば」の昭和』(イプシロン出版企画、2006年)などがある。2007年第8回正論新風賞、2017年第33回正論大賞を受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 コロナ禍の日々、近代ヨーロッパが黄昏を迎える19世紀を生きた変奏曲の大家であるヨハネス・ブラームスのほぼ全作品を「一日一曲」聴き続け、都度、考えた様々なことを綴った本。音楽の主題から、自在に「変奏」を展開し、現代への批判の視座を見出す。
要旨 ブラームスを通して歌う“近代への挽歌”。コロナ禍の逼塞の日々に、にわかに耳を打ったヨハネス・ブラームス(1833‐97)。ベートーヴェン以後、近代ヨーロッパが黄昏を迎える19世紀を生きたこの変奏曲の大家の、ほぼ全作品を「一日一曲」聴き続ける。音楽の主題から、文学・思想・人間・世界・文明へと自在に「変奏」を展開し、現代への批判の視座を見出す、文芸批評の新しいかたち。
目次 第1部 ブラームス・ヴァリエーション(「僕はただ物の哀れへ浸ることのいよ深きを希求するばかりだ。」(中原中也「日記」一九三四年、二十七歳);「人類の最善は第十九世紀を以つて言尽くされたのではあるまい乎。第二十世紀に入りて世はハツキリと末世に入つたやうな感がする。」(内村鑑三「日記」一九二六年三月十八日);『西洋音楽史を聴く―バロック・クラシック・ロマン派の本質』を読む;「わが国の近代文学の青春を、永遠の若さのままで記念する双児の星座といえましょう。」(中村光夫));第2部 ブラームス全曲をめぐる手記(交響曲第1番 ハ短調 作品68(8月2日);交響曲第2番 ニ長調 作品73(8月3日);交響曲第2番の四手ピアノ用編曲版(8月4日);交響曲第3番 ヘ長調 作品90(8月5日);交響曲第4番 ホ短長 作品98(8月6日) ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86578-384-1   4-86578-384-9
書誌番号 1122051014

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