理念の国の自画像 --
中山俊宏 /著   -- 勁草書房 -- 2023.4 -- 22cm -- 306,41p

資料詳細

タイトル アメリカ知識人の共産党
副書名 理念の国の自画像
著者名等 中山俊宏 /著  
出版 勁草書房 2023.4
大きさ等 22cm 306,41p
分類 315.53
件名 アメリカ合衆国共産党
注記 欧文タイトル:Communist Party for American Intellectuals
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1967年生まれ。青山学院大学国際政治経済学部を卒業。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科博士課程を修了、博士(国際政治学)を取得。日本国際問題研究所主任研究員、津田塾大学准教授、青山学院大学教授、慶應義塾大学教授などを歴任。2022年に逝去。専門はアメリカ政治外交、日米関係、国際政治。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 共産主義は戦前、アメリカでも多くの知識人を魅了したが、その後排除された。このことは激しい論争を生み、そこには自由の国のジレンマがつねに現れていた。アメリカとは何か、左翼とは何か、知識人の役割とは…。理念の国の深層をのぞき込む。
要旨 第二次大戦以前、共産主義はアメリカでも多くの知識人を魅了した。しかし、戦後は「異物」として排除された。思想の自由が許されるはずの国で、一つの思想が排除されたことは、アメリカの知識人たちの間で激しい論争を生み、そこには自由の国のジレンマがつねに現れていた。本書では、「イデオロギーの終焉」を唱えた一九五〇年代の反共リベラル、社会変革を担った一九六〇年代のニューレフト、ニューレフトに反発した冷戦後の新保守主義者、これら三世代の論争を検討することで、アメリカで共産主義がどのように受容され、そして拒否されたのかを明らかにし、その背後にある理念の国の移ろいをも映し出していく。アメリカとは何か、左翼とは何か、そして知識人の役割とは―。理念の国の本質が、ここに浮かび上がる。
目次 第1章 問題の所在―米国における共産党研究の諸相;第2章 米国共産党結成期小史;第3章 「反共リベラル」による米国共産党批判;第4章 ニューレフトと米国共産党の再評価;第5章 冷戦の終焉と「反共主義」の復権;第6章 結語―「現在史」としての米国共産党研究;補論 米国共産党研究の変容を促した社会思想史的背景
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-30328-1   4-326-30328-X
書誌番号 1122052178

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