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【図書】 無限角形

１００１の砂漠の断章 --
コラム・マッキャン ／著, 栩木玲子 ／訳   -- 早川書房 -- ２０２３．４ -- ２０ｃｍ -- ６８５ｐ

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タイトル 無限角形
副書名 １００１の砂漠の断章
著者名等 コラム・マッキャン ／著, 栩木玲子 ／訳  
出版 早川書房 ２０２３．４
大きさ等 ２０ｃｍ ６８５ｐ
分類 933.7
注記 原タイトル：ＡＰＥＩＲＯＧＯＮ
著者紹介 【コラム・マッキャン】アイルランド出身。２００９年に刊行した『世界を回せ』で全米図書賞受賞。２０２０年、本書『無限角形　１００１の砂漠の断章』はイギリス文学界最高峰のブッカー賞にノミネートされた。（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
内容紹介 バッサムはパレスチナ人。ラミはイスラエル人。２人の住む世界は隔絶していた。だが、バッサムの娘がゴム弾の犠牲になり、ラミの娘が自殺テロに巻き込まれて亡くなったとき、２人の男の人生が交錯し始める…。実話に基づいて描かれる中東和平版千夜一夜物語。
要旨 無限角形―それは限りなく円に近く、決して円ではない多角的のこと。バッサム・アラミンはパレスチナ人。ラミ・エルハナンはイスラエル人。二人の住む世界は紛争に満ち、車の通行が許される道路、娘たちが通う学校、そして検問所まで、日常生活のあらゆる場面で、物理的にも精神的にも生きるための交渉が必要となる。バッサムの１０歳の娘アビールがゴム弾で命を落とし、ラミの１３歳の娘スマダーが自爆テロの犠牲となったことで、彼らの世界は取り返しのつかないほど変化する。互いの境遇を知ったバッサムとラミは、自分たちをつなぐ喪失感を認識し、いつしかその悲しみを平和のための武器にしていく。紀元前から現代まで、エルサレムを中心とした世界の神話、政治、文学、音楽など１００１の断片を編み込んだ、家族と友情、愛と喪失にまつわる、私たちについての物語。
ISBN(13)、ISBN 978-4-15-210230-0　　 4-15-210230-6
書誌番号 1122052717
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122052717

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