ブロンテからロレンスまで --
川崎明子 /著   -- 春風社 -- 2023.2 -- 20cm -- 260,8p

資料詳細

タイトル 人形とイギリス文学
副書名 ブロンテからロレンスまで
著者名等 川崎明子 /著  
出版 春風社 2023.2
大きさ等 20cm 260,8p
分類 930.26
件名 イギリス小説-歴史-19世紀 , イギリス小説-歴史-20世紀 , 人形-文学上
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 駒澤大学文学部英米文学科教授。2005年、東京大学大学院人文社会系研究科英語英米文学博士課程単位取得。2005年、University of Hull英文科博士課程修了(PhD)。同人誌『英国小説研究』(英宝社)編集幹事。単著に『ブロンテ小説における病いと看護』(春風社、2015年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 6つのイギリス小説において、主人公が子ども時代に人形に対してとった行動や態度が、大人になるにつれてどう発展するかを考察した1冊。主人公たちの人格形成にかかわった人形が最終的にどこへ行ったのかという問題を探求する。
要旨 いかにして人形は人間となり、人間は人形となるのか?19世紀から20世紀のイギリス小説に登場する人形を分析することで、人間と非人間、生物と非生物の境界や関係を吟味し、人間を人間として扱うことの意味を問う。
目次 序章 人形はどこへ行った;第1章 人形を愛する―シャーロット・ブロンテ『ジェイン・エア』人形ではなく人間として愛し愛されるまで;第2章 人形を埋める―チャールズ・ディケンズ『荒涼館』鏡/鑑としての人形;第3章 人形を罰する―ジョージ・エリオット『フロス河の水車場』少女がふるう暴力;第4章 人形に話す―フランシス・ホジソン・バーネット『小公女』人形エミリーの退場と女王セーラの入場;第5章 人形で遊ぶ―H.G.ウェルズ『トーノ・バンゲイ』ドールハウスを出て大海へ;第6章 人形を燃やす―D・H・ロレンス『息子と恋人』ポール/パウロと“犠牲”の終わり;終章 人形はどこへも行かない
ISBN(13)、ISBN 978-4-86110-845-7   4-86110-845-4
書誌番号 1122052809
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122052809

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