首都直下地震へどう備えるか -- 中公選書 --
武村雅之 /著   -- 中央公論新社 -- 2023.5 -- 20cm -- 245p

資料詳細

タイトル 関東大震災がつくった東京
副書名 首都直下地震へどう備えるか
シリーズ名 中公選書
著者名等 武村雅之 /著  
出版 中央公論新社 2023.5
大きさ等 20cm 245p
分類 210.69
件名 関東大震災(1923)
注記 文献あり
著者紹介 名古屋大学減災連携研究センター特任教授。1952年生まれ。東北大学大学院理学研究科博士課程修了(理学博士)。鹿島建設を経て現職。中央防災会議専門委員などを務める。2017年に文部科学大臣賞(科学技術部門)を受賞ほか。専門は地震学、地震工学。著書に『地震と防災』(中公新書、2008)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 江戸という町の発展と震災後の帝都復興をたどれば、見えてくるのは都市計画の果たす役割の大きさである。科学技術が進んだことが、新たな問題を生んではいないか。現在の東京が抱えるさまざま問題を指摘し、都市の在り方を考える。
要旨 一九二三年、東京は関東大震災により未曾有の被害を被った。しかし元禄・安政地震の記録をひもとくと、関東大震災の被害が地震規模に対して著しく大きかったことがわかる。被害を拡大させた要因は何か。江戸という町の発展と震災後の帝都復興をたどれば、見えてくるのは都市計画の果たす役割の大きさだ。科学技術が進んだことが、新たな問題を生んではいないか。現在の東京が抱えるさまざまな問題を指摘し、都市の在り方を考える。
目次 第1章 国家存亡の機だった関東大震災(わかっていなかった震源と揺れの強さ;東京市の七五%の人々が被災);第2章 江戸・東京の歴史と地震災害(拡大を続けた市街地と災害の記憶;元禄・安政の大地震との比較);第3章 都心を生まれ変わらせた帝都復興事業(井下清と永田秀次郎;帝都復興事業の始まり;土地区画整理と道路;寺院の郊外移転);第4章 首都にふさわしい街づくりの模索(帝都復興事業の性格;橋梁設計と美観;復興橋梁の現状;公園建設に懸けた思い;市場と電車);第5章 現在なぜ首都直下地震に怯えなければならないのか(地盤沈下と江東ゼロメートル地帯の形成;郊外各区に生まれた木造住宅密集地域;始まりは高速道路による水辺破壊;関東大震災から一〇〇年目の東京)
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-110138-9   4-12-110138-3
書誌番号 1122053889

所蔵

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中央 5階人文科学 Map 210.6 一般書 利用可 - 2074795571 iLisvirtual
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保土ケ谷 公開 Map 210.6 一般書 利用可 - 2074795520 iLisvirtual
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磯子 公開 Map 210.6 一般書 利用可 - 2074795539 iLisvirtual
港北 公開 Map 210.6 一般書 利用可 - 2074795547 iLisvirtual
山内 公開 Map 210.6 一般書 利用可 - 2074795563 iLisvirtual
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