疎外されたヴィジョン -- 新装復刊 --
ワイリー・サイファー /著, 野島秀勝 /訳   -- 白水社 -- 2023.5 -- 20cm -- 366,9p

資料詳細

タイトル 文学とテクノロジー
副書名 疎外されたヴィジョン
版情報 新装復刊
著者名等 ワイリー・サイファー /著, 野島秀勝 /訳  
出版 白水社 2023.5
大きさ等 20cm 366,9p
分類 904
件名 文学と技術
注記 原タイトル:LITERATURE AND TECHNOLOGY
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【ワイリー・サイファー】アメリカの英文学者・文化史家。1905年、ニューヨーク州マウント・キスコ生まれ。アマースト・カレッジ卒業後、ハーヴァード大学で博士号取得。元シモンズ・カレッジ教授。主な著書に『ルネサンス様式の四段階』(1955)(河出書房新社)など。1987年没。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 文学、美術、超克、建築、思想、科学…。あらゆるジャンルを横断しながら、近代を規定してきたテクノロジーの精神とピューリタニズムの倫理とが織りなすパラダイムを剔出。叛逆としての技芸(クラフト)の文化史的意義を打ち建てる。新装復刊。
要旨 実験室は十九世紀が生んだもう一つの人工楽園だった。芸術に「科学の正確さ」を求めた自然主義者はもちろん、純粋な美を目指した象徴主義者やデカダン派に至るまで、十九世紀の芸術家たちは「美のテクノロジー」に憑かれていた。マラルメはすべてを計算して詩から偶然を排除せんとし、フローベールは考古学的考証に耽り、ゾラは芸術家は現象をうつす写真家でなければならないと説いた。産業社会に反逆、あるいは逃避したはずの作家たちが、実は彼らの忌避したテクノロジー思考に支配されていたことをあばき、近代における「方法の制覇」「視覚の専制」、そこから生じる距離と疎外の問題を論じて、文化史の革命的書き換えを成し遂げた名著。待望の復刊。
目次 1 方法の征覇;2 ロマン主義者と唯美主義者;3 ミメシス―視覚的なるもの;4 疎外された世界;5 参加;6 接近
ISBN(13)、ISBN 978-4-560-09351-1   4-560-09351-2
書誌番号 1122054114
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122054114

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