災厄の時代の喪と批評 --
鵜飼哲 /〔著〕   -- みすず書房 -- 2023.5 -- 20cm -- 365p

資料詳細

タイトル いくつもの砂漠、いくつもの夜
副書名 災厄の時代の喪と批評
著者名等 鵜飼哲 /〔著〕  
出版 みすず書房 2023.5
大きさ等 20cm 365p
分類 114.2
件名 生死
著者紹介 1955年東京都に生まれる。フランス文学・思想専攻。一橋大学名誉教授。著書に『抵抗への招待』(みすず書房、1997)など。訳書にジュネ『恋する虜:パレスチナへの旅』(共訳、人文書院、1994)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:解体と発明. 旅のさとり. 〈彼〉の声を聞く、〈私〉のなかで. 終わりなき響き. 死を撮ること、見せること. 魂の造形家. 家族のいくつもの終焉=目的. 深淵に置かれたオリエント. 殺生をまなざす. 真理の二つの顔、あるいは敗者たちの詩人. 名を駆け抜けたもの. いくつもの砂漠、いくつもの夜. 偶然の飛沫. 神の肛門. 〈出会う〉とはどのようなことか、とりわけまず、李禹煥に?. カリグラフィと歴史. イスラームと精神分析. 反時代的イスラーム. 「道おしへ」のポエティック. ハリネズミの白. ベケットの「短い夢」. 「災間期」の言葉の分解と官能. 類比は理ならず. 詩の贈与. 金時鐘さんがみつめてきたもの ほか7編
内容紹介 戦争、地震、原発事故、疫病、そして差別と抗争…。この時代に死者を悼みつつ生き続け、新たな旅へと誘う哲学・文学・芸術とは?友愛に満ちた、歓待への応答たる、21世紀論考集成。
要旨 戦争、地震、原発事故、疫病、そして差別と抗争。この時代に死者を悼みつつ生き続け、新たな旅へと誘う哲学・文学・芸術とは?未知の世界への他者からの招待、その歓待に応答を試みる「魂」の冒険。友愛に満ちた21世紀論考集成。
目次 解体と発明―哀悼の言説をめぐって;旅のさとり―季村敏夫特集『日々の、すみか』;“彼”の声を聞く、“私”のなかで―港道隆さんの仕事;終わりなき響き―ジャン=リュック・ナンシーのために;死を撮ること、見せること―西井一夫の“ゼロ年”;魂の造形家―津田新吾さん;家族のいくつもの終焉=目的;深淵に置かれたオリエント;殺生をまなざす―深沢七郎『笛吹川』;真理の二つの顔、あるいは敗者たちの詩人―ジャン=リュック・ゴダールのために;名を駆け抜けたもの;いくつもの砂漠、いくつもの夜;偶然の飛沫―ジャン・ジュネ『イビスへの手紙』『判決』刊行に寄せて;神の肛門―あるいはピエール・ギュイヨタの流儀で“歴史”に触れること;“出会う”とはどのようなことか、とりわけまず、李禹煥に?;カリグラフィと歴史―アブデルケビール・ハティビの仕事;イスラームと精神分析―ジョアン・コプチェクの発表に触れて;反時代的イスラーム―ハーシム・フォーダのために;「道おしへ」のポエティック―吉増剛造の下降する言葉;ハリネズミの白―翻訳から詩が生まれるとき;ベケットの「短い夢」;「災間期」の言葉の分解と官能―赤坂憲雄・藤原辰史『言葉をもみほぐす』;類比は理ならず―エティアンブルからスピヴァクへ、東アジアの複数の越境を経由して;詩の贈与;金時鐘さんがみつめてきたもの;夢と自由と―金石範『火山島』韓国語版完成を讃えて;二つの「呪縛」をつなぐもの;もうひとつのリミット―福山知佐子画集『花裂ける、廃絵逆めぐり』;現れざる言葉、あるいはオマージュへのオマージュ―福山知佐子『反絵、触れる、けだもののフラボン』に寄せて;母の魂の襞へ―伊藤二子さんの世界;母の色「黒」が始源/造形が始まるとき―伊藤二子展に寄せて;八戸、私の愛―伊藤二子、豊島重之のために
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-09610-8   4-622-09610-2
書誌番号 1122054223
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122054223

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