もはや「お任せ」の姿勢は通用しない -- 平凡社新書 --
榎本博明 /著   -- 平凡社 -- 2023.5 -- 18cm -- 221p

資料詳細

タイトル 思考停止という病理(やまい)
副書名 もはや「お任せ」の姿勢は通用しない
シリーズ名 平凡社新書
著者名等 榎本博明 /著  
出版 平凡社 2023.5
大きさ等 18cm 221p
分類 361.42
件名 日本人
著者紹介 1955年東京生まれ。東京大学教育学部教育心理学科卒業。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。博士(心理学)。カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授などを経て、現在、MP人間科学研究所代表、産業能率大学兼任講師。著書に『〈ほんとうの自分〉のつくり方』(講談社現代新書)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 何でも「お任せ」にする習慣を私たちは身につけてきた。教育の現場から政治・社会問題、歴史に至るまで、いかに日本の社会が思考停止に陥っているかを実例を交えながら検証し、思考停止に陥らないためにはどうすればいいかを考える。
要旨 疑問を持たず、素直に従い、人を信じて疑わず、何でも「お任せ」にする習慣を私たちは身につけてきた。だが、グローバル化で人を疑うことを基本とする価値観が流入し、これまでのモラルを裏切るような犯罪も多発している。自らものごとを考え、判断し、行動しなければ、知らぬ間に、都合よく利用される恐れもあるのだ。教育から政治・社会問題に至るまで考察を深め、思考停止に陥る日本人に警鐘を鳴らす。
目次 第1章 考えることを忘れた社会(成人年齢を引き下げることの愚;「記憶にございません」から何を汲み取るか ほか);第2章 思考停止に陥りやすい日本人の心理(相手を信頼すべきで疑うのは失礼だ、と思う心理;相手の期待を裏切りたくない、という心理 ほか);第3章 その根底に流れる教育のあり方(ますます深刻化する読解力の危機;「見ればわかる教材」の功罪 ほか);第4章 権力者による愚民政策の一環か(どんな政策にも文句を言わない日本人;任せておけば大丈夫という時代ではなくなった ほか);第5章 考える力を奪う教育からの脱却を(考える力を身につけるための知識・教養の吸収;読書習慣を促し、読解力・思考力を高める ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-86028-3   4-582-86028-1
書誌番号 1122055149
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122055149

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