新装版 --
矢野久美子 /〔著〕   -- みすず書房 -- 2023.5 -- 20cm -- 161p

資料詳細

タイトル ハンナ・アーレント、あるいは政治的思考の場所
版情報 新装版
著者名等 矢野久美子 /〔著〕  
出版 みすず書房 2023.5
大きさ等 20cm 161p
分類 311.234
個人件名 アーレント,ハナ
注記 文献あり
著者紹介 1964年に生まれる。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了。現在、フェリス女学院大学教授。著書『ハンナ・アーレント―「戦争の世紀」を生きた政治哲学者』(中公新書)、訳書『アーレント政治思想集成』全2巻(共訳、みすず書房)他。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 政治哲学者ハンナ・アーレントの鍵概念「現われ」や「あいだ」は、彼女の政治的思考とどのように結びつくのか。ヤング=ブルーエルのアーレント伝やエッセイ・書簡に分け入り、「アーレントとは何者か」を真摯に問いかける。2002年刊行書の新装復刊。
要旨 『全体主義の起原』や『人間の条件』をはじめ、20世紀を代表する政治哲学者ハンナ・アーレントへの注目は、ますます高まってきている。しかし、彼女独特の鍵概念である“現われ”や“あいだ”は、伝統の崩壊という認識からはじめられた彼女の政治的思考と、どのように結びつくのか。また亡命ユダヤ人であるアーレントは、なぜ論争を生んだ『イェルサレムのアイヒマン』を書いたのだろうか。本書は、ヤング=ブルーエルのアーレント伝や膨大なエッセイ・書簡に分け入りながら、「アーレントとは何者か」を真摯に問いかけていった成果である。亡命知識人アーレント/政治と“あいだ”/アイヒマン論争と“始まり”/「木の葉」の“身ぶり”の4章。小著ながらみごとな作品が、ここに誕生した。
目次 第1章 亡命知識人アーレント(アーレントの不在と存在;最後のドイツ系ユダヤ人;「われら」と「亡命者」のあいだ);第2章 「政治」と“あいだ”(断崖の思考;「思索日記」の語るもの;“対等”の条件);第3章 アイヒマン論争と“始まり”(最後の語りかけ;「心」の役割;削除された“始まり”;政治的思考のために);第4章 「木の葉」の“身ぶり”(“応答”としての“身ぶり”;「木の葉」の自由;残骸の重さ;「戦線」の超越、あるいは中断);結論に代えて
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-09625-2   4-622-09625-0
書誌番号 1122055344

所蔵

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金沢 公開 Map 311 一般書 利用可 - 2075177286 iLisvirtual
公開 Map 311 一般書 利用可 - 2075794978 iLisvirtual