「全特」-権力と支配構造 --
藤田知也 /著   -- 光文社 -- 2023.5 -- 19cm -- 363p

資料詳細

タイトル 郵便局の裏組織
副書名 「全特」-権力と支配構造
著者名等 藤田知也 /著  
出版 光文社 2023.5
大きさ等 19cm 363p
分類 693.3
件名 全国郵便局長会
注記 年表あり
著者紹介 朝日新聞記者。早稲田大学大学院修了後、2000年に朝日新聞社入社。盛岡支局を経て、02~12年、「週刊朝日」記者。経済部に移り、18年から特別報道部、19年から経済部に所属。著書に『郵政腐敗 日本型組織の失敗学』(光文社新書)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「日本最強の集票マシン」と呼ばれる、全国郵便局長会は、組織代表を国会に送り込む他の業界団体と比べ、ピカ一の集票能力の高さをもつ。強さの秘密はどこにあるのか。ベールに包まれてきた活動実態を明らかにし、組織運営と会社経営の矛盾や限界も検証する。
要旨 日本最強の集票マシン―。全国郵便局長会(全特)はそんなふうに呼ばれる。第2次安倍政権の発足以降、3年に1度の参院選で組織の代表を自民党公認候補として比例区に立たせ、2013年は42万票、2016年で52万票、2019年は60万票と躍進。いずれも自民党ではトップ当選だ。投票総数の1%を超え、会員1人あたりの平均集票数は30票超に。不祥事に塗れた2022年の参院選は票を落としたが、それでも組織代表を国会に送り込む他の業界団体と比べれば、集票能力の高さはピカ一だ。強さの秘密はどこにあるのか。朝日新聞経済部の記者が、これまでベールに包まれてきた活動実態を内部資料や証言をもとに明らかにし、組織運営と会社経営の矛盾や限界も検証する。
目次 第1部 暴走(お客さま=選挙の票;不正を隠蔽した日本郵便;郵便局舎を私物化する理由;犯罪続発のスパイラル);第2部 源流(自己愛と被害者意識の局長史観;郵政民営化法の変遷;安倍政権で加速した組織腐敗);第3部 構造(上意下達の恐怖支配;会社人事を操るカラクリ;年40億円超の局長マネー;歪む目的と存在意義);第4部 行方(変革ゼロなら消えていく);終章 組織改革三つの提言
ISBN(13)、ISBN 978-4-334-95378-2   4-334-95378-6
書誌番号 1122056927

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 693.3 一般書 利用可 - 2075065674 iLisvirtual
神奈川 公開 Map 693 一般書 利用可 - 2074702905 iLisvirtual