中世社会の終焉と近代国家の誕生 -- 河出新書 --
大田俊寛 /著   -- 河出書房新社 -- 2023.5 -- 18cm -- 395,9p

資料詳細

タイトル 一神教全史 下
各巻タイトル 中世社会の終焉と近代国家の誕生
シリーズ名 河出新書
著者名等 大田俊寛 /著  
出版 河出書房新社 2023.5
大きさ等 18cm 395,9p
分類 162
件名 ユダヤ教-歴史 , キリスト教-歴史 , イスラム-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1974年、福岡県生まれ。宗教学者・思想史研究者。博士(文学)。埼玉大学非常勤講師。キリスト教を中心とする宗教思想史を研究するほか、オウム真理教問題を含む現代宗教論も手掛ける。著書に『グノーシス主義の思想』(春秋社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 そもそも宗教とは何かと問いつつ、一神教の歩みを辿る宗教思想史講義。下巻は、スコラ学から、宗教改革、近代国家の形成、アメリカ合衆国成立、ナチズムの世界観、イスラム主義の興隆までを描く。
要旨 複雑な宗教史を鮮やかに解き明かす、決定的書物の登場。下巻では、中世末期のキリスト教世界に花開いた、スコラ学から話が始まる。学問の隆盛は、従来の信仰を内破させる作用をももたらし、宗教改革の運動が勃発。その混乱を抑止するため、人工的な国家に主権を付与するという思想が提唱される。こうして誕生した主権国家という「新たな神」は、急速に成長し、近代の最強国アメリカを成立させる一方、ナチズムの惨劇をも生み出す。そして中東では、ユダヤ人国家が再建されるが、イスラム主義の抵抗を招き寄せる―。
目次 第10講 スコラ学の発展―十二世紀ルネサンスからトマス・アクィナスまで;第11講 宗教改革の時代―イタリア・ルネサンスの人文主義からドイツ三十年戦争まで;第12講 近代的な国家主権論の形成―ピューリタン革命の動乱、社会契約論の提唱;第13講 アメリカ合衆国の宗教状況―新大陸発見から福音派台頭まで;第14講 ナチズムの世界観―アーリア人種優越論と反ユダヤ主義;第15講 イスラエル再建とイスラム主義興隆―ユダヤ人問題の歴史、現代の中東情勢
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-63166-0   4-309-63166-5
書誌番号 1122057660
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122057660

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