ジョン・ボウルビィ未発表重要論集 --
ジョン・ボウルビィ /〔著〕, ロビー・ドゥシンスキー /編, ケイト・ホワイト /編, 筒井亮太 /訳   -- 誠信書房 -- 2023.5 -- 21cm -- 321p

資料詳細

タイトル アタッチメントとトラウマ臨床の原点
副書名 ジョン・ボウルビィ未発表重要論集
著者名等 ジョン・ボウルビィ /〔著〕, ロビー・ドゥシンスキー /編, ケイト・ホワイト /編, 筒井亮太 /訳  
出版 誠信書房 2023.5
大きさ等 21cm 321p
分類 143
件名 愛着 , 心的外傷
注記 原タイトル:TRAUMA AND LOSS
注記 文献あり 索引あり
内容 内容:イントロダクション ロビー・ドゥシンスキー著 ケイト・ホワイト著. 喪失に続く防衛. 喪失、デタッチメント、防衛. 抑うつ障害における防衛的排除の位置づけ. ダーウィン. 疎開の心理的諸問題. フロイトと超自我. 罪悪感と家族契約. コンフリクトとその調整に向けた精神分析的アプローチ. 一九五八年二月のスタンフォード・コンフリクト・セミナー参加者に対するセミナー ジョン・ボウルビィ講演 ラルフ・ダーレンドルフ講演. 大きな心理社会的推移が引き起こす心理的プロセス. アリス・スマッツとのインタビュー アリス・スマッツ述. 治療状況における心理療法家個人の資質の果たす役割
要旨 本書は4部から成り、初期のアイデアから後期の考察まで、ボウルビィの思考を網羅する。第1部では、喪失・悲哀・うつ病に関する文章を収録する。ここには、防衛機制の役割に関する、ボウルビィの考えの概要が現れている。第2部では、不安、罪悪感、同一化に関するボウルビィのアイデアを扱う。ここには、ボウルビィが疎開した子どもたちと関わり、子どもたちを観察したことから得た考察が反映されている。第3部では、コンフリクトをテーマとした3つのセミナーを扱う。これらのセミナーにおいてボウルビィは、自身の臨床概念を政治哲学や精神分析に革新的な方法で接続した。第4部では、トラウマや喪失感、そしてセラピストとしての自身の仕事について、ボウルビィ自身が後年になって考察を深めている。本書は、ボウルビィと精神分析との関係を明らかにするだけでなく、アタッチメント理論における重要概念の精緻化や、自己批判の重要な場面を取り上げる特徴的な書である。
目次 第1部 円熟期の理論的著作(喪失に続く防衛―原因と機能;喪失、デタッチメント、防衛;抑うつ障害における防衛的排除の位置づけ;ダーウィン―精神医学と発達心理学);第2部 罪悪感、不安、同一化をめぐる初期の著作群(疎開の心理的諸問題;フロイトと超自我;罪悪感と家族契約);第3部 スタンフォードおよびタヴィストックにおけるセミナー(コンフリクトとその調整に向けた精神分析的アプローチ―一九五八年一月のスタンフォード・コンフリクト・セミナー参加者に対するセミナー;一九五八年二月のスタンフォード・コンフリクト・セミナー参加者に対するセミナー;大きな心理社会的推移が引き起こす心理的プロセス);第4部 振り返りによる省察(アリス・スマッツとのインタビュー;治療状況における心理療法家個人の資質の果たす役割)
ISBN(13)、ISBN 978-4-414-41489-9   4-414-41489-X
書誌番号 1122057793

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