絆/わが人生/追憶の記/未来 --
エルナン・ディアズ /著, 井上里 /訳   -- 早川書房 -- 2023.5 -- 20cm -- 479p

資料詳細

タイトル トラスト
副書名 絆/わが人生/追憶の記/未来
著者名等 エルナン・ディアズ /著, 井上里 /訳  
出版 早川書房 2023.5
大きさ等 20cm 479p
分類 933.7
注記 原タイトル:TRUST
著者紹介 【エルナン・ディアズ】1973年、アルゼンチン生まれ。ニューヨーク大学で博士号を取得。2017年に発表したデビュー作In the Distance(未邦訳)はピュリッツァー賞とPEN/フォークナー賞の最終候補となる。本書はカーカス賞を受賞ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 1930年代、NY。金融の寵児・アンドルーをモデルにした小説『絆』が出版されたが本人はこれに猛反発。自伝を秘書に代筆させる。その後秘書は当時の回想録を記し、数十年後、アンドルーの妻の日記を発見するが…。視点の異なる4篇からなる実験的小説。
要旨 1920年代、ニューヨーク。投資家ベンジャミン・ラスクは、冷徹無慈悲な読みでニューヨーク金融界の頂点に登り詰める。一方、妻のヘレンは社交界で名声をほしいままにするが、やがて精神に支障をきたす。一世を風靡した夫妻の、巨万の富の代償とは一体何だったのか―。こうして1937年に発表され、ベストセラーとなった小説『絆』。しかし、ここに描かれた大富豪夫妻には、別の記録も存在していた。『絆』への反駁として大富豪が刊行しようとした自伝『わが人生』。『わが人生』を代筆した秘書の回想録『追憶の記』。そして、大富豪の妻の死後発見された日記『未来』。夫妻を全く異なる視点から描く四篇を読み進めるうち、浮かび上がる真実とは…。ブッカー賞候補になり、カーカス賞を受賞し、2023年にはピュリッツァー賞を受賞。ニューヨーカー、タイム、エスクァイア他、多くの媒体のベストブックに輝き、オバマ元大統領も絶賛した、現代アメリカ文学の最先端が贈る長篇小説。
ISBN(13)、ISBN 978-4-15-210236-2   4-15-210236-5
書誌番号 1122057934
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122057934

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