フェミナイズされた手仕事の言説をめぐって --
山崎明子 /著   -- 人文書院 -- 2023.5 -- 20cm -- 286p

資料詳細

タイトル 「ものづくり」のジェンダー格差
副書名 フェミナイズされた手仕事の言説をめぐって
著者名等 山崎明子 /著  
出版 人文書院 2023.5
大きさ等 20cm 286p
分類 367.21
件名 女性問題-歴史 , 女性労働-歴史 , 手芸 , 工芸美術
注記 索引あり
著者紹介 1967年、京都府生まれ。千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、奈良女子大学生活環境科学系教授。視覚文化論、美術制度史、ジェンダー論。著書に『近代日本の「手芸」とジェンダー』(世織書房)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:万一のために手芸をせよ. 国益に供せよ. 貴女は慰めになる. 祈りを届けよ. 家庭は貴女の展覧会場. 救世主は貴女だ. 社会の役に立たねば. 言説のゆくえ
内容紹介 「やりがいのあるものづくり」が奨励されるとき、その言説にはジェンダーの問題が潜んでいるのではないか。学校での家庭科、戦時下における針仕事、戦後の手芸ブームなど、趣味以上・労働未満の創作活動を支える、フェミナイズ(女性化)する言説を探る。
要旨 手仕事をめぐる言説に隠されたジェンダー構造を明らかにする画期的研究。人々の関心を集めながらも、社会の傍流へ追いやられる手仕事がある。そんな「やりがいのあるものづくり」が奨励されるとき、その言説にはジェンダーの問題が潜んでいるのではないか。学校での家庭科、戦時下における針仕事の動員、戦後の手芸ブーム、伝統工芸における女性職人、刑務所での工芸品作りなど、趣味以上・労働未満の創作活動を支えている、フェミナイズ(女性化)する言説を探る。
目次 序 言説の旅の始まり;第1章 万一のために手芸をせよ―近代手芸論;第2章 国益に供せよ―内職論;第3章 貴女は慰めになる―戦時下の手芸論;第4章 祈りを届けよ―千人針の表象;第5章 家庭は貴女の展覧会場―戦後手芸論;第6章 救世主は貴女だ―女職人論;第7章 社会の役に立たねば―刑務所の伝統工芸論;終章 言説のゆくえ
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-24156-1   4-409-24156-7
書誌番号 1122058261
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122058261

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